いつも仕事ではカッコつけた文章を書いているので、身バレしないであろうこのブログで思ったままのことをダラダラ書いてみようと思った。元同僚が作家になったので、その文章を読んで刺激されたというのもある。もちろん彼のように文才はないし、作家になるつもりもない。

 

ただ、最近思うのは40手前になっていろいろあったのに、昔のことが思い出せない後悔だ。

「あのときこんなことで悩んでいたのかー」と思い返せれば年取ってから後悔が少ないだろうと思ったから。

 

今の気持ちを正直に書こう。数年前に起業して、社員も30名を超えるようになった。売上もそこそこあり、傍から見たら順調そう、いけいけベンチャーなんてみられているのだろか。でも休日は全然やる気が起きないんだ。今日もそう。

 

なぜだろうか。昔は休日のわずかな時間を教えてプログラミングに没頭していたのに。なぜこんなにつまらないんだろう。

 

子供も2人いて、嫁さんもかなり美人。一戸建てのキレイな家を会社で借り上げて高級(?)ソファーに寝転びながら悠々自適。でもなぜだろう、この物足りなさは。

 

嫁さんに養ってもらいながら安い賃貸物件でひたすらプログラミングをしていて、でも売上も全然なかったあの貧しい日々のほうが楽しかった。サラリーマンをやめたとき、起業したとき、周りは冷ややかで誰も「アイツはもうだめだ」と言われていたときから、新聞に何回も載り、「すばらしいですね!」と言われるようになった今日でも、以前のほうが心が燃えていた。

 

あーすごいまとまりのない文章、ただ吐き出しただけのひどい文章。

書いてみたらなんだかスッキリした。