【 2024.02/01 】


北海道旅行の途中、ラッセル撮影で宗谷本線の旅をしたので、今回はその撮影記です。




札幌からライラックに乗車。途中ポイント不転換による抑止で40分遅れて旭川に到着。





遅れが重なった影響で4線特急並び。

ここからは快速なよろで北上。





名寄に到着。

ここからまだ北線に乗ることはできるが、今日はここまで。

かつてここから朱鞠内方面に深名線が伸びていた。





寒いのでラーメン。北海道の店は早くに閉まるので、行く所は限られてくる。


その後ホテルで寝ようとしたが、なかなか寝付けなかったのでラッセルを撮ることにした。





深夜0時前の名寄駅

明日まで北線を担当する雪361レが到着、担当は2511。







前照灯がビームになってより一層カッコいい。

結局同業は途中から1人だけ来たくらいで、ほぼ独り占め。

もう関東じゃこんなことはできない。


ホテルに帰って💤…




【 2024.02/02 】



翌朝、今日もラッセル撮影。

8時前の普通に乗ってひたすら北上する。

余裕なく駅に着いたので、乗車電の切り離しを見ることができなかったのが残念。





鈍行耐久では0系の座席が救い。





美深で交換。

この駅からもかつて美幸線が伸びていて、現役時代は国鉄最大の赤字路線であった。




音威子府を経て、北海道命名の地を過ぎる。

幕末に当時の蝦夷地を歩いた役人、松浦武四郎が、蝦夷地に代わる名として新政府に提案した「北加伊道」が由来。

"加伊"は異人の街という意味である。



余談だが、宗谷本線と、それに並行する国道は、ロシアとの政治重要な路線である。

特に国道の車線は、戦車を通せるようにするため無駄に多い。





問寒別に到着。

駅舎は北海道あるあるの貨車。


ここから徒歩10分の問寒別カーブへ。





予報は180度外れて晴れてきた。

追っかけ組も続々と到着。





ラッセルが吹雪を舞いてやってきた。掻きは文句ない、理想が現実になった瞬間。

緊張のなかシャッターを押す。





そしてラッセル撮影後の洗礼。





晴れ☀️、作業灯⭕️、掻き十分。

爆雪よりも、翼まで車体の形がよく見えるぐらいの掻きが好み。

1発で勝利できたことが何よりも嬉しい。



追っかけはせず、隣の糠南駅まで歩くことにした。ヒグマに遭遇しないか少し怖かった。





ホームで除雪されてる方に、待合室に入ってなと言われたので、お言葉に甘えて。

おそらく地元の方。自治体の援助なしでは駅は存続できないのだろう、、


駅ノート書きました。




自分のゲバ映るの忘れてた…


ここからはひたすら戻るだけ。ここで寝て、一瞬で名寄にワープしたいので雑魚寝をする…




…1時間は経っただろうか、急ブレーキに起こされた。

何事かと野次馬しに行く。





宗谷本線名物、エゾシカとの追いかけっこだ。

結局3回ぐらい鹿と遭遇し、15分の遅れ。いい迷惑だ。轢かれそうになる危ない場面もあった。


和寒で降りて、旭川からの雪351を撮ろうとしたが、予定もあって車内から見ることに。





小説塩狩峠の舞台、塩狩駅。

降雪もあったので南線も掻いてるんだろなぁと悔いながら。

ラッセルとはここでお別れ、また来冬に会えることを。





旭川に到着し、長い宗谷本線縦断の旅が終了。

また機会があれば、稚内まで行ってみたいな。そもそも渡道するかもわからないが…



この後は富良野方面へ。



Fin.