おはようございます。
電話の前の話。
指定の時間の15分前に、同僚には「ちょっとお昼で出てきます」と言い、そそくさと会社を出ました。
電話って落ち着いたところでしたいけど、さすがに会社の中ではしたくなくて。
誰か知り合いにばったり会って聞かれちゃったらどうしよう。
とか
変な噂が流れちゃったらどうしよう。
とか。
そんなことを考えて、会社の外で落ち着いて話せるところはないかを探しました。
……しかし。
オフィス街にそんなところがあるわけもなく。
うろうろ、うろうろ、と探していると屋外ではあるものの、イスとテーブルを発見。
並んでいるいくつかのテーブルには人がちらほら。
一瞬ためらったけど、よく考えたら知らない人。
知らない人なんだから、気にする必要はない。
もし聞こえていたとしても、それが何かに影響することは皆無に等しいのではないか。
……と、自分に言い聞かせてそのイスに座りました。
ここまで、たった10分足らずなんだけど、長く感じました。
それだけ自分にとっては初めてのことで、どうしたらいいのかわからなかったのかも。
そして、ぴったりの時間にエージェントさんからの電話。
「……もしもし」
「もしもし!私、○○会社のAと申します。今日はよろしくお願いします!」
Aさんは女性。事前にメールのやりとりで、簡単なアンケートに答えました。
アンケートの内容としては、「転職したい理由」「転職希望時期」「転職する際に譲れない条件は」といったもの。
事前に書いてはいたものの、電話で再度確認される感じで話が進みます。
そして、一通り自分の希望や事情などを話し終わると……
「あの、転職したい時期は、4・5年以内ということでよろしいですか?ご年齢を考えると、すぐにでも転職活動をされた方が求人は多いと思います。」
「地方での転職になると、求人数も少なくなります。地方だと、より年齢の部分で落とされる方が多いです。」
「弊社の求人では、地方のものが少ないので、もし地方を希望されるということでしたら、地元のハローワークに行かれたりした方が良いかと思います。」
「地方での求人というと、工場や製造系が多く、年収も良くて今の2割減です。」
「なにか弊社でお手伝いできるようなことがありましたら、お声掛けください。」
つまり。
転職したいなら、4・5年先とかじゃなく、すぐ活動をしなさいよ。もう若くないんだから。
地方の転職先なんて、そう簡単に見つからないよ。見つけたいなら、ハローワークで探してきなさい。
エージェントさんとの電話は実質15分程度。
エージェントさんにとって営業対象外と判断されたということだと感じました。
たぶん私の「転職したい」という気持ちが、まだそこまでせっぱつまったものではないことが伝わったんだと思います。
そこで疑問がわいてきました。
働く環境を変えるのに、年齢ってどれだけ関係があるのか?
「年齢」という記号のようなものに左右されて、自分の一大事をそんなに簡単に決めていいものか。
転職するタイミングは、自分で決めればいいのではないか。自分で決められないのはなぜ?
もちろんエージェントさんは、転職が成約していくら、というビジネスモデルだと思うので、すぐに転職しない人は相手にしていられないのだと思う。
だとしても。
なんだかすっきりしない気持ちで電話を終え、もやもやした気持ちを振り払うかのように近くのカフェに入って、ちょっと豪華なランチを食べました。