猫の銀次のブログ

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年末散々やられてここからスタート(2018/1/18〜)

で、現在はここ


おまけに昨日は大雪
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本日は二回目のエントリーです。

前回書いた記事に「いいね」付けてくれた方ありがとうございます。
だたその時の感情を書いただけだったので、すごく嬉しかったです。

iosが7のためAmebaアプリに未対応。よって記事の編集ができず、また、現在は不慣れなmacで記事を書いてるためこれまた中々上手くいかず。今夜、横浜に戻り、使い慣れたwinを持って来る予定なので、お暇でしたらまた読んで下さいな。

さてと、本題に入りまして…

先月は、慢性腎不全に対してかなりの記事を読みあさりましたが、そのコメントの中で、

沼田まほかる著「猫鳴り」

を読んだとコメントがどこかのサイトにありました。
この方も以前慢性腎不全により愛猫を亡くした経験をコメントされてましたが、何かのタイミングでこの本を読んだそうです。

先日母親の病院帰りに、ちょうどBOOKOFFがあったので何気に寄ったのですが、¥108で売られていたので嫌なら読まなくてもいいやくらいの軽い気持ちで購入してみました。
正直言うと、ほんとは敬遠したいところだったんですけどね。いや、何となくね。

著者は、猫が情緒安定している時に喉を鳴らす行為を、「猫鳴り」と呼んでいました。
改まって調べたことはないですが、この行為を「猫鳴り」というのですかねえ、ちょっとわからないです。

物語は、主人公牡の茶トラ、モンの生涯を通じて「命」と「死」について描かれています。
最初は中絶したある夫婦とモンとの出会い、次に夫婦の元にモンを連れて行った少女の友人の話し、そして最後に、奥さん亡き旦那とモンの最期の話しになり、互いに残され年老いた二人に対しての「命」と「死」について描かれています。最後は読んでません。でも最終的にモンは亡くなるのだと思います。

自分で実際に経験した「命」と「死」とは違い、内容は薄く、共感はできなかったです。
ですが、闘病中のモンを診察しながら、若い獣医がこのようなことを言いました。

「悲しいのは、これは、しかたのないことだと思います。ですが、今起こりつつあるのは、とっても自然なことなんですから。そうでしょう?」

という言葉を聞いてから、少しではありますが肩の荷が下りたような気がしました。

入院は絶対にさせないと、自宅で皮下輸液を数回行いました。初回の輸液では、ご飯を少し食べ、水もいっぱい飲んでくれました、二回目からよだれが沢山出るようになり、また、水さえも飲まなくなってしまったので、獣医に相談し、自分の判断で輸液を打ち切りました。末期の、尿毒症がぎんの体の全て蝕むのを待つだけなんて、ほんと悔しかったです。
でも、悔しいという感情は自分の感情であり、当事者のぎんが一番苦しかったはずです。
「延命」の言葉が頭の中をよぎった瞬間、もう少し生きてくれと願いましたが、輸液をしなかった方がぎんにとっては楽だったのかも知れません。

あくまでも結果論だし、たられば言ったってしょうがないよな。
治療は最低限、判断したのは飼い主のおれだから、許してな、ぎん。
本日は12月3日…



今日は母親の年一度の定期健診の日です。

流石に母親もお疲れなようなので、病院まで送り迎えすることに。



そして昨日は、ぎんの火葬の日でした。



2015年11月26日23時28分。



17年間を共にした愛猫の銀次朗が永眠してから約一週間。腐敗も見られず、綺麗な亡骸のままぎんを自宅から無事送り出すことが出来ました。



長かった一ヶ月間の闘病生活。ほんと辛い毎日だった。そして、今でも辛い日々を過ごしてる。



わかってるさ。辛い時は何か違うことに没頭すればいいんだろ。わかってるつもりだけど、夢の中のワンシーンにぎん登場→起こされる。今のところほぼ毎回このパターン。お陰様で寝起きは最悪。一応頭の中は寝てはいるのだろうけど、無意識にぎんが足元で寝てた時の感触(重さ)を身体が覚えてるんだろね。夢と現実の区別がつかない状態なんだと思う。



でもしょうがないよ。だって、実感わかないんだから。



食べなくなった。ガリガリに痩せた。皮下輸液。口臭。体力の限界なのかヨロヨロと歩き出す。皮下輸液打ち切り。寝た切り。全身痙攣。瞳孔が開き、首がうな垂れたその瞬間。



大事に大事に育てて来た相棒なのに、一連の行動をたった一ヶ月間で受け入れろったってそりゃあ無理だろ。



いつまでも落ち込んではいられないので、日々のことを少しづつ書き留めながら気晴らしになればいいかな。







初日からぎんのサムネイルは流石にキツイので、病院帰りに伊香保に寄って、水沢うどんを食べて来た時の写真をアップしときます。ちなみに…、大沢悠里の実家、大澤屋ではないですよ~!しかも、伊香保の石段街は逆光だし;;