
考え込むタイプです。
特に8月は、父を想います。
10年介護しました。主に母がしていて、手伝うようなものでした。
中学の時「眠れる森の美女」というウォルトディズニーの映画を、父に付き合ってもらいました。
今思えば恥ずかしかったんじゃないのかなって思います。
それ以降、映画館へ行くことはなかった記憶があります。
想ったんでしょうね「娘には興味がないんだ」と・・・なにがって?それは・・・
夏になると、上映される戦争の映画。小学校の時から、いっしょに観にいっていました。
何も言わず、口数の少ない父です。
自分も経験してきたのに、何故見たかったのでしょう?
時代に、上層部に翻弄されてきた自分の置かれた状況を、もう一度確認したかったのでしょうか?
そしてその悲惨さを、子どもたちに教えたかったのでしょうか?
子どもだったのに、数本の映画のシーンは忘れていません。気持ち悪いとか嫌だとかではなく、
何故、こんなことになるんだろうと考えることが多いです。
そういう意味では、父ともっと話がしたかったですね。
ハスの花は、仏様の花だともいいます。
花が水面に落ちている姿を見て、湖面はゆれているのに、映る花びらが凛としていました。
難しいことはいえませんが、この世のいろんなものを、見る人に教えたがっているようにも
感じました。 *長々とごめんね。