今までの私の生きてきた方法を
否定するつもりはありませんが、
何だかいつも頑なに気を張って生きては、
何もかもに最後は諦めに似た気持ちになって、
虚しさに似た穴を心に抱いてきました。

疲れたので辞めました。

今、私は特に生活に困る状態ではなくなっています。
受け取ることを始めたら、何もやっていることは変わらないのに、
何だか収入も増えてきました。

稼がなきゃ価値がない、
稼がなきゃ食べられない、
頑張らなきゃいけない、
頑張らなきゃ存在する意味がない…

そんな気持ちを手離したのです。

私は私で、それ以上でもそれ以下でもなく
ましてやそれをどう思うかなど
私が望んで人に押し付けるものではなく、
どう思うかなど接した人により変わり、
その人の価値観でその人の中で決められ、
その人の中にある価値観でしかないので、
もう、私が私であったなら、
もう、私が私を楽しみながら生きたなら、
それでいいじゃないかという気持ちです。

お金もそう、収入もそう。
あろうが、なかろうが、
私の価値はお金で決められるものでなく、私が私を楽しみながら生きているかだし、
私が私の価値を尊んでいれば良いと思うのです。

疲れたって言ったらアカンとか、
いつでも前向きな言葉で気持ちをチェンジ‼︎とか、
こうしたら上手くいく生き方とか、
本当に私はどうでもいいのです。

やりたい人がやってればいいし、
やっていることをとやかく言う気もないし、
お金が全ての人はそれでいいし、
疲れたと言いたくないなら言わなくていいから、
私にそれを押し付けられても
やりたくないからやりませんってだけです。

疲れたら疲れたと言うし、
寝たかったら寝るし、
食べたいもの食べるし、
遊びたかったら遊ぶし、
会いたかったら会うし、
嫌なら離れるし、
一人でいたかったら一人でいるし、
本当に欲しいものは値段関係なく買うし、
アカンと言われても言いたかったら言いますし、
ネガもポジもなく平坦である時もありますし、
めんどくさいことはめんどくさいと感じるし、
それがダメだと言われても、
ダメだと思ってるのは『その人』で
私は自分がそう思うことを何一つ
ダメだと思ったりはしません。

生きてたらいろんな気持ちになっていいから。
ただその気持ちを今感じてやります。

私は相手が望む私を演じて
愛されても嬉しくないのです。

むしろ、そういうの、疲れる。

何だか最近、とても楽です。
私に何ができると聞かれたら
さてはて、何ができるかわかりませんが、
きっと何かをするために生まれてきているので、
その何かに気がついたなら、
誰に遠慮することもなくやります。

誰かの顔色なんか見ても意味がない。
私の顔色を見てやるのです。

気持ち良く生きる。
ただその姿を息子に見せたい。

あんたのお母さんは、
死ぬ時まで気持ち良く生きてたよって。
だからあんたもあんたの人生、
あんたが気持ち良く生きて、
大切な人を大切にして、
互いに気持ち良く生きてりゃ幸せですよって
死ぬ日まで笑って伝えてやりたい。

息子はこんな頼りないお母さんである私を

『お母さんは僕のヒーロー』だと言います。

何でか、必ず何があっても自分を守ってくれる、
道を切り開いていく背中を見せてくれる、
おんなお母さんだから…と言います。

そんなにすごいお母さんではないんですよ。
好きなことしかしなーいって笑って、
むしろ息子に甘えたりするお母さんなんですよ。

そして、10歳の時、

『僕を宝だと言ってくれる僕を産んでくれたお母さんこそが僕の宝です』

そう言ってくれました。

そこに◯◯が出来るから…とかありません。

『お母さんがいたから僕がいる、
それだけですごいことだから』と言います。

息子は本当に師匠だと感じた一コマでした。

その言葉をずっと反芻していました。
それでも怖くて色々手離せずにいました。

そしたら、息苦しくて息苦しくて
だんだん疲れてきたのです。

だから、手離したのです、今までの私の生き方を。

そしたらとても息がしやすくなりまして、
生きやすい今が少しずつやってきています。

何だ、
私の子宮で育った息子は
誰より私の息苦しさや
生き苦しさを知ってたんだ。

だから、どんなに死にかけても
私の子宮にしがみついて
生まれてきてくれたんだ。

子宮の声が聞こえなくなっていた私に
子宮の声を聞かせてくれていたのだと
教えられた時、幸せでした。

がんばるのを辞めても
私を責める人はいませんでした。

疲れたら、嫌なら、辞めたらええの。

自分が自分に言った時、
何だかとても楽になりました。

きっと私、この秋からまた何かが変わる気がします。

根拠のない感覚ですが、
そんな気がしてます。

来年はもっと変わる気がします。
それも根拠のない感覚ですが
そんな気がしてます。

少しずつ私が変わり始めたら
そばにいる人も変わりゆくんでしょうね。

それでいい。

流動的な私は必ず
龍動的になります。

待ち遠しい。

『疲れたので辞めました』

たってこれだけのことなのに。

今まで見えていた世界が変わり始めました。

ありがとう。
私の人生。

これからもよろしく。