私は本当に自己否定の塊の様な人間で
それはそれは根が深いもの。

でも、この半年、色々あって、
色々感じてきた中で、
『手離す=受け入れる』なんだなぁと
何となく思うようになった。

ロードナイトとムーンストーンのジェムリンガは
私の中にいた私そのものに語りかける様に
ズッシリとその振動を伝えてくる。

私が私を愛したい心。
私が私を思っている心。
剥き出しの温もりで伝えてくる。

そして柔らかくも芯のある強さで
同じくらい私の中にいる私に
『自分の命や輝き、強さ、脆さ、 
そしてどんな時も生き抜いてきたしなやかさ、
そんなもの全部を信頼していい』
そう伝えてきてくれている気がするの。

だからぐわぁ‼︎ってくるの。
吐き出さなきゃ苦しくなる。

最近、私の中にあった
『大丈夫』という癖を手離した。
つい自分にも周りにも大丈夫じゃないのに
しっかりしなきゃいけない病から
呪文の様に呟いてた『大丈夫』を手離した。

『大丈夫』と思いかけたら、言いかけたら、
一呼吸おいて感じることにした。

『大丈夫』じゃない私を抱きしめようって。

手離したから、受け入れられてる。
大丈夫じゃない自分がいてもいい。

『さみしい』と少しずつ言える様になった。
何て言えばいいかわからない時は、
『何て言えばいいかわからない』と伝えた。

手離すことは自分に上手に負けること。

けど、それでいい。

『大丈夫』を手離したら
『怖い』が素直に出て来た。

この怖さは私を守ろうとしている証でもある。

この数日の流れを受けて
思い出したことがある。

出産前、私はとても怖かった。
体験したことのない事だから。
でも、その日が来て、無我夢中で 
三日間かけて我が子が生まれた。

あの感覚にとても似てる。

『妊娠』という期間中、とても苦しかった。
『陣痛』の波間は、とても痛くてつらかった。
『産む』という行為の間、波に合わせて力を込める事が自然と出来た。
『出産』の瞬間、ただ喜びがあり、力が全て抜け、愛しさで溢れた。

今、私は『陣痛』の最中にいるんだなって思う。
私の中にいる私が産まれてこようとしてる。
だから、苦しいし、痛いし、怖い。

でも、もう産むしか道はない。
だって、産み出す事の喜びを知っているから。

私の中の私を出産し、この中から手離したら
この胸の中に抱いて受け入れる事が出来る。

そんな風に思う。

ロードナイトの色がだんだん濃く鮮やかになってきた。
ムーンストーンはより透き通る様なシラーを見せるようになった。

不思議。
でも、愛おしい。

私は私を産み出せる女だ。
何度でも産み出してあげる。
そして、産み出しだ私を愛そう。

ロードナイトは
根底にある愛したい気持ちを
優しく、でも強く、深く、
私の中で育ててくれる。
ムーンストーンは
根底にある受け入れたい気持ちを
静かに、でも凛と、たおやかに、
私の中で育ててくれる。

私の中の私を産み出す。

手離す=受け入れる。

この循環を与えてくれる
二つ目のジェムリンガ。

昼間は一つ目のジェムリンガを納める。

これはこれでやんちゃな姫君。

夜はロードナイトとムーンストーンのジェムリンガ。
昼はカーネリアンとサードオニキスとラブラドライトのジェムリンガ。

陰と陽。

すごくバランスが取れてきた気がする。

私の中の手離すと受け入れるも
バランスが取れてきた気がする。

これでいいの。

ちゃんとこの流れに寄り添えば
私は誰より私を大切に愛する女になれるから。

うまく言えないけど、
あの日、あの時、
ジェムリンガを手に取り、
その日、その時、
このジェムリンガを
選んで買った自分を
褒めてあげたくなった。

必ず必要な子しかこない。

素晴らしいこと。

今夜もまたよろしくね