好きな作品を楽しむ中でショッキングなことがあった場合におきがちな現象。

 

具体的な事をいうと、好きな登場人物が亡くなった時が多い。

なんともメンタルが弱いなとは思うものの向き合えず立ち直れない時がある・・・。

作品を最後まで楽しめないもったいなさも自覚している。

してはいるが、もう気持ちが追い付かなくなってしまうので楽しめないのだ。

 

ドラマで言うと相棒。

プレシーズンからずっと好きで追いかけてきてマニア的だった。

劇場版がお正月映画で公開され、元日にウキウキで劇場に乗り込んだ。

そして巨大スクリーンで見せられたのは自分の好きなキャラの最後だった・・・。

制作側は必要な事だと語っていたが、どうにも向き合えずに時間が過ぎた。

その後も続編を見続けたものの気持ちは追い付かず今はもう見るのをやめてしまった。

今思えば薫ちゃんがいなくなった時点からもうそんな感じだったけど。

 

漫画で言うとデスノート。

Ⅼがいなくなったのがショックすぎて続きを観ていない。

最初の実写版が好きで実写版の終わりがそこまでを描いているので、

なんかもう自分の中ではそこで漫画も脳内完結という感覚に・・・。

 

アニメでいうと結界師。

原作は読んだことないけどアニメを先に見始めた。

これは面白い!原作読みたい!と思った矢先に好きなキャラが・・・

もうそこでアニメも見るのをやめてしまった。

 

 

どんだけ豆腐メンタルなのか。

 

 

じゃぁ誰かが死んでしまう作品は地雷なのか?

というと、これがそうでもない。

 

たぶん、先に知っているかどうかで向き合える確率が上がるのだと思う。

 

わかりやすいところでいうと

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」

とか、かなり古い映画だけど

「椿山課長の七日間」

とか

最初から主人公が亡くなるの前提なのは大丈夫だ。

 

そういう事も踏まえて最近では自分からネタバレを浴びてから見たりしている。

これが結構効果的で、あ・・・嫌な流れ!と感じた瞬間に調べて心構えをしてから見る。

すると最後まで見ることができるではないか!!

 

それで楽しいの?って言われることもあるけど、別にそこに不満は無い。

むしろ最後まで見れるので自分的にはそれでいい。

 

嫌な予感センサーはどんどん研ぎ澄まされ今ではかなり精密だ。

 

 

パターンはちょっと違うけど、

心が叫びたがってるんだ。も、ちょっとやばかった。

あれ、そもそも群像劇なんですよね。ちゃんとそう紹介されてたのに。

群像劇の意味をよく分かってなかったのと思い込みで観てしまったために、

後半の展開が受け入れられなくて劇場で過呼吸になってしまいました。

 

 

どんだけ豆腐メンタルなのか。

 

 

まぁハッピーエンドなんですけど、そう思えるまでちょっと時間がかかりました。

コミカライズも読んで納得出来たら大人になった気分になりました。

 

いくつになっても大人になった気分って味わえるんだなぁ。

 

おわり。