・・・ご飯は食べているのに、動かないとどんどん痩せていくのですね・・。ガリガリと言ってもいいくらい痩せてしまったけど、リハビリ病院に戻ってまた復調していきますよ!!
・・頭の骨抜いてるんだから、ヘッドギアつけなさいよ怒ると言って聞かせても、道理が通じないので「嫌なものは嫌!」って感じで、拒否する主人でした汗
ヘッドギアつけなきゃリハビリもできないので、なだめすかし、色々大変でしたね。
わがままっぷりの回復は順調でした寒い
 
昨日は主人と、マックでお茶しましたよ~!何ですか、久々に行ったけど、最近のマックはカフェメニューに力入れてるんですかね。通常のレジとは別に、バリスタカウンターがあり、そこでラテメニューとかスイーツも充実していました。
あざみ野ガーデン内のマックは1階に障がい者用トイレもあり、店舗入り口ドアも店員さんが率先して開けてくれて、とても過ごしやすい空間でした幸
 
ちょっと自分の備忘録的に、読書日記を書いていきます。1月に読んだ小説は☝の5冊。
長くなるので、興味無い所は飛ばしてくださいね(´ω`)
キッズタクシー(吉永南央/文春文庫)・・・主人公は女性タクシードライバー。
習い事送迎のために小学生の男の子を乗せる予定だったが、たった2分間の空白の間にその男の子は行方不明になってしまう・・・。
過去に正当防衛で人を撲殺してしまった過去のある主人公は、あらぬ疑いの目を向けられ・・・という、興味を惹かれる導入部分なんですね。
吉永南央さんの「紅雲町珈琲屋シリーズ」がとても好きで、読後の切なさを残したよう晴々感は、変わらず・・。登場人物みんなが優しいのでほっこりします。
『春琴抄/盲目物語(谷崎潤一郎/岩波文庫)
猫ネコミント的「文豪を読む年間」シャキーン幕開けは谷崎潤一郎で・・。
えーと、私は読書は好きだけど咀嚼ができてるかと言われたら全く自信はありません。なので、率直な感想を言わせてもらえれば・・「変態!?」冷や汗・・いや、変態もここまで華麗な美文で描かれると、「へえ!これが純文学だなっキラキラ」と納得してしまうわけで。
失明してしまった美少女「春琴」と、彼女を献身的に支える、佐助との何とも不思議な関係に引き込まれて・・・。作家にうまく騙されると読者としては快感でもあるけど、本当に見事に騙されました。春琴と佐助の世界に翻弄される、その他大勢の登場人物と、いつの間にか私は同じ目線にさせられてしまいます。
同収録の「盲目物語」も大変面白く読めました。・・・というのも、この物語の舞台は主に戦国時代。大河ドラマでもお馴染みの世界なので抵抗なくストーリーが入ってくるのです。
それに一人称で語られるスタイルですが、話し手は座頭(←江戸期の盲人の階級の一つで、お坊さんのように髪を剃って、楽器を弾いたり按摩・鍼灸で生計をたてていた)なので、聞いたことや手触り、感じる空気感などで表現されてて、それがすごく生き生きとして、情景が浮かんでくるようなのです。
戦国一の美女・お市の方のそば近くに接することができる語り手は、マッサージなどを通して「ああ、こんなにやつれてしまってお気の毒に・・」などと言いながら、何となーくどこか・・エロい目で見ているような汗それがしかし、例によって語り口調の柔らかさ、美文によって格調高くなってますからねこ
クライマックスでは、炎上して落ちる城だか館だかから、お市の方の長女をおぶって逃げ出すという、アクティブな意外性も見せるのですが、その背負った感触から「うーん、この腰つき、やっぱりお市様の娘だけあるな」と、汗この非常時に何考えてんだahaha;*って。
あと、名探偵コナン君にも解けない、あっと驚く暗号も登場してミステリー小説のような要素もありますので、面白かったです。
女信長(佐藤賢一/新潮文庫)
これは以前、ドラマで放映されましたね。織田信長が実は女性だったら??という、斬新な設定で、それが所々つじつまが合うんで、面白いんですハート
「新しもの好き」→鉄砲や南蛮風の取り入れ、キリスト教の布教を認めたり。「ヒステリック」→ただでさえ男装がバレないとストレスがたまり、おばさんならではのヒステリーを起こすたびに家来は震えあがるという・・汗
そんな女信長にとって、かけがえのない参謀であり、愛する男性でもあり、群を抜いた知性と品性に圧倒されそうになるのが「明智光秀」!!・・・本能寺で二人はどうなってしまうのか?
・・実は「明智光秀=天海上人」説って、根強くありまして、徳川家康・・ひいては江戸幕府を盤石なものにした背景に天海上人のスピリチュアル的な力があったなんてことも言われてるのですが・・・その辺を知っていると、この物語のラストで、ん?となるはずですせぶん あーん
・・・「本能寺ホテル」を観に行ったばかりで、何か信長公づいてる今日この頃
サラバ!』上・下(西加奈子/小学館)
かなりの厚みの分量だけど、一気に読んだ~ニコッ主人公の人生をずっと一緒に見てきたような気持ちになり、何だか、下巻の後半からは共に懐かしさを共有しちゃうような、一体感がわきました。
主人公は後半、自分自身を卑下する時代がくるんだけど、そんなことないのに~泣と励ましたくなりました。立派な人を眩しく感じるのは、誰だってあるし、彼らから「親友」と思われてる君だって、十分眩しいよと!
色んな形のエピソードが、どんどんテトリスのように降ってきて、最後にそれが美しく積み重なっていく印象でした。これ女性が書いたんだよね?男性目線で書けるってすごいなぁ。
 
・・・「文豪を読む年間」2月は、今さらながら「吾輩は猫である」!夏目漱石に挑戦です。こんなに長いんだなぁ・・しかも難しそうだし、読みきれるかな読書中
 
読んでくださってありがとうございます好3heart
 
 


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