えっと今日の出囃子は昨日の出囃子で触れた「イカゴッコ」の話

最近暑いでしょう。
しょっちゅう隣の隣町にあるプールに行くのだ。

別に特別特徴のあるプールでもなんでもなく、ただ最寄の屋内プールがそこだってだけなんだけど。
古めのしょぼい、ゴミ処理場の隣に併設されているありがちな屋内プールである。

前にも何度か話したことがあったかと思うけれど・・

あたい、ろくすっぽ泳げませんの。

ということで、プールで何をしているかというと、歩くか、イカゴッコなのである。

イカゴッコとは、ビート板を背中に敷いて水面に仰向けに寝転がり・・
基本的には浮いてぼんやりしているだけ。

移動をしたい時は、その状態で腕をひらひらさせて移動する。

何が楽しいのかって？

やってみてくれ、楽しいから。笑

第一に、息継ぎの必要性がない。
第二に、天窓に映って見える水面のキラメキが素晴らしい。
第三に、コポコポと聞こえる水の中の音に癒される。

バカにしていただしおも、一緒になってイカゴッコをしているのよ。

でも今、イカゴッコジャンキーずんこにピンチが！

怒られたのだ！！！

大人なのに。
プールの監視員に危険行為と判断され、怒られたのだ。

「ビート板に乗らないで下さい！！！」

「ビート板から落ちたら危険です。誤った使い方はしないで下さい」

正論なんだけど、寂しい。
あの日からプールには行っていない。
でも、カラダが、イカゴッコを覚えていて疼く毎日。

ああ・・

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出囃子の分際で長すぎ。

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熊野本宮大社の近くに温泉がいくつかある。

その中の一つがこの川湯温泉

名前の通り、川に温泉があるのよ。

川の水とうまく合わせていい塩梅。

実は、前日のホテル浦島以外は車中泊で旅行をするつもりでいた。
なんてったって貧乏旅行なんでね。

でも、前にも書いたようにあまりにも浦島が不完全燃焼。
なんで癒されに行った温泉宿で

「あんた、目が死んでいるよ」なんて言われなくてはならんのか。

なんだか、泊まった温泉宿がこれだけじゃあまりにも悲しいので・・
浦島をチェックアウトしてすぐに、もう民宿でも何でもいいから今日行く温泉町のどこかに泊まろう。リベンジだ！って話になり、浦島のフロントの傍にあった10分￥100のインターネットで民宿を調べ電話をかけまくった。

何件目かでやっと泊まれる所を見つけたのだった。

素泊まりでも急すぎてダメだと断られる所も多かったので、皆さんが行く時は前もって連絡したほうがいいのかもしれないです・・

泊まる場所に選んだのは、湯の峰温泉

山の中にある、小さな趣のある温泉郷

ん・・

その辺の売店で、卵や野菜が売っていて温泉で茹でることが出来る。

温泉卵を作っている間に公衆浴場のチケットを買う。

この「つぼ湯」は世界遺産の温泉。

日本最古の共同浴場で、小栗さんっていう人が蘇った温泉と言われているらしい。

ここは30分の貸切で1人750円。
このチケットでつぼ湯と、薬湯か一般湯のどちらかに入ることが出来る。

あたいらは、薬湯を選びました。
薬湯のほうが温泉の成分が強いらしい。

つぼ湯の待ち時間があったので・・

卵を引き上げて・・

とろとろのところをいただきます。
んまいーなんだろ温泉の味がほんのりして塩とかいらない！

帰りも作ってお土産に持って帰ったのだ。

丁度、卵を食べ終わった頃に空いたので・・

つぼ湯に入る。

ぱっぱと服を脱いで

つぼ湯に入る！！

アッチーーー！！！！！

水を足しながら、かき混ぜていく

あんまりゆっくりつかることは出来なかったけれども、世界遺産の温泉に入ることが出来るなんて！！
温泉狂い冥利につきるわ。笑

なんだか、ろくに調べないで動いている割にはちゃんとポイント抑えているよね。

雨ばっかだけど、温泉入ってばっかだし、あんまり関係ないよねぇ。

と、今回の旅行なかなかいいカンジだよね、とお互いに思っていた。

まあ、もっと正確に言えば
はっきりと「いいカンジ」とは口にはしなかったけれどそのカンジが、2人の間にふわふわと漂っていた。

次回は宿の話。
挽回できるのか？？

山の中の温泉郷