リストラについての特集があった。
番組予告は次の通り
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- エチカの鏡 ココロにキクTV
- 大調査リストラされたら家庭はどうなる?極貧生活妻の不満爆発&ドン底夫の 告白失業保険が
- 100年に1度の不況といわれる今、リストラされてしまったら、そんな心配も人ごとではなくなっている。 今回はずばり「もしも夫がリストラを宣告されてしまったら妻のあなたは何をすべきか」をテーマにお送りする。 ロンドンブーツ1号2号の田村淳もリストラというのはないと言いつつ、「解散かな、と思ったことがあった」と以前危機感を持ったときのことを語り、藤本 美貴も「ふつうの会社員じゃないですから」と夫の庄司智春について仕事がなくなるかもしれない不安を持っていることを明かす。 番組では、リストラの宣告をうけたら何をすればいいのか、具体的に丁寧に説明していく。 まずはリストラの宣告が正当かどうかを確かめるところからスタート、さらに、リストラとなるまでには「出来る限り残業すること!」など、言われないとわ からない大事なポイントがぞくぞく紹介される。 さらに、「あなたのリストラチェック項目!」と題し、今リストラされて問題ないかどうかを診断するチェック項目が登場。「半年働かなくても大丈夫な蓄え がある」といったシビアなチェック項目の連続。高畑淳子は子どもを出産した時に仕事ができなくなった際の苦労を振り返る。タモリからも働くということにつ いての意見が飛び出し、皆興味津々になる。石田衣良から、日々、作品を生み出し続ける事の苦労が語られるなどそれぞれの立場から、働くことへの思いが語ら れる。
- 出演 【司会】 タモリ 【進行】 高島彩(フジテレビアナウンサー) 【スタジオゲスト】 高畑淳子 田村淳(ロンドンブーツ1号2号) 藤本美貴 石田衣良
見始めたのが途中からだったのだが、非常にためになる内容だった。
失業保険は失業後9ヶ月は支給されるが、
それでも再就職が決まらない人の割合はなんと60%に及ぶらしい。
ハローワークへ行くと年齢不問、経験不問、など案外自分でも大丈夫では!?みたいな求人情報はみつかるらしいのだが、
やっぱりある程度の年齢(30代後半ぐらい)になってしまうと、
なんだかんだで落とされる率が一気に高くなるのだとか。
面接に行ったら、面接官が明らかに自分より若いときとか、
年齢を伝えた段階で面接の空気が変わるとか、
リストラにあう前は年収500万、800万、900万など
ある程度の地位にあり、それなりの年収をもらっていたような人でも
ひとたびリストラにあうとそこから這い上がることがいかに大変かが解った。
ただ、ちょっと気になったのが夫がリストラされた奥さんたちの座談会だった。
夫に対して、
通勤時間が長いのは嫌だとか、満員電車が嫌だとか
仕事の内容が気に入らないとか
そんなことで文句言うな!
昼間っからビールを飲んでいる姿を見るとイライラしてくる!
など、かなり言いたい放題。
でも、なんかその割に良い暮らししてそうな奥さんたちばっかりに見えたんだよね。(顔にはモザイクがかかってたけど、服装とか話しぶりからの印象が夫はリストラされたけど、それなりの生活水準を保てている人たちが集まりにみえてしまった。)
どちらかというと自分もパートにでて必死に働いているというような人たちではなく、
専業主婦で、どんなに家計が苦しくても働くのは夫だけ!みたいなそんな感じに見えてしまった。
ちなみにあくまで途中から見ての感想なので、
最初の方でパートの苦労話とかあったかもしれない。
でも、ホントにそこまで困っているように見えなかったんだけど。。。
あまりに言いたい放題だっただけに男の視点からすると
良い印象はうけなかった。
確かに家事は大変かもしれない。
だけど、毎日ぎゅうぎゅうの満員電車に乗って職場に通い、
嫌な上司や嫌な取引相手にぺこぺこ頭を下げて、
家族のためがんばって働き、
長年勤めた会社から会社からある日突然リストラされ、
その後はどんなにがんばっても
再就職先が見つからない。。。
もし、そうなったら昼からビールも飲みたくなるわな・・・
っていう気持ちも少しぐらいわかってあげても良いのでは?って思ってしまった。
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