Youtubeで人気の某行政書士先生の
「試験は年1回だから受けないともったいない!」
「重複する分野があるので試験同士で相乗効果が見込める!」
という言葉に唆されて励まされて実際に受けてみた結果。
10/20 宅建士 合格(46点/合格点37点)合格率18.6%
11/17 賃貸不動産経営管理士 不合格 (31点/合格点35点)合格率24.1%
11/24 マンション管理士 不合格 (29点/合格点37点)合格率12.7%
12/1 管理業務主任者 合格 (38点/合格点38点)合格率21.3%
・・・週刊資格試験みたいなスケジュールでしたね(きつかった)
感想として、
「試験は年1回だから受けないともったいない!」
というのは激しく同意します。
一方で、
「重複する分野があるので試験同士で相乗効果が見込める!」
というのは個人的にはかなり眉唾かなと。
率直に言って相乗効果は感じませんでした。
確かに4資格でそれぞれ被っている分野はあります。
ただ当たり前のことですが、
それぞれの資格で求められる知識と深さは異なります。
少しづつズレながら深く広がっている、といった感じでしょうか。
だから相乗効果どころか単純に4倍忙しくなった(苦笑)
例えば「分野」としてはほぼ被っているマンション管理士と管理業務主任者ですが、
管理業務主任者の区分所有法知識では深さでマンション管理士には歯が立たないし、
標準管理規約や管理適正化法については立場の違いから問われる論点が異なります。
まさに「相乗効果」ではなく「ズレながら深く広がる」です。
ですから、4資格を並行して理解しようとすると膨大な深さと広さを前に混乱して、
結局どの試験も中途半端なまま全滅・・・という最悪の結果になりかねません。
某行政書士先生もその点を注意喚起しているのですが、
何しろ4倍忙しくなるので(苦笑)、
ざっと俯瞰しようとするだけでも膨大な時間と労力がかかります。
途中からそのことに気づいて危機感を覚えたので、
宅建を最優先にして後の3資格は落としてもいいくらいの気分で挑みました。
優先順位としては、
宅建>>>管理業務主任者>賃貸不動産経営管理士>マンション管理士
宅建は死守をするとして、
管理業務主任者さえ取れば次回のマンション管理士で5問免除になるので、
あわよくば頂きたい、というところでしょうか。
その狙いと勉強量が点数によく表れる結果となりました。