今日は私の父である玄ちゃんの一周忌です。
父は子供の時に4度死にかけて奇跡的に生還している強運の持ち主でした。
赤ちゃんの時に籠に入れられた状態で海岸でお兄さんが子守をしていたらしいのですが、お兄さんが遊びに夢中になっている間に、潮が満ちてきて籠が沖に流され、ぷかぷか浮いている所を、偶然釣りから帰ってきた祖父に拾い上げられ事なきを得たことが2度
小学生の時に自宅の庭の石垣から4メートル転落して頭を石段に強打して意識不明になり医師からはもう命は助からないと宣告されたが母親が必死に手当てして奇跡的に生き返ったことが1度
中学生くらいの時に海中に潜って岩場のタコを獲ろうとして、逆に手をタコに巻きつかれて海面に顔を出せなくなり溺れそうになり意識を失いそうになりながらも渾身の力でタコを引っぱったら奇跡的にタコごと海面に浮かびあがり命拾いしたことが1度
4度死にかけたせいか、その後は怖いもの知らずになり能天気な性格も発揮されて、早稲田大学時代にあの有名な時計台のてっぺんに登り、逆立ちをしようとして友達に止められたという伝説があるらしいです。
父との思い出は沢山あるけれど、私が3歳の時に東京オリンピックの試合を観戦しに連れて行ってもらえたことや、
ゴルフの練習について行くと、ジュースを餌にゴルフボールの球拾いをさせられたり、
極めつけは私が小学校に入学した頃に、父は自らの体質改善の為に、自然食を習い、いきなり肉が一切ない無農薬野菜と魚介類のみの火を出来るだけ通さない生食中心の食事になり、それをずっと家族全員が付き合わされたのには、ほんとに閉口しました。
そのお陰で、本当の野菜の味や、いい素材の味を子供の時に覚えたので、今でも本物を見分けることが出来るようにはなりましたが・・・・。
私の子供時代の記憶を辿ると、父はほんとにミラクルなことを起こす人で、ゴルフの大会がある度に「今日は何等賞がいいか?」と私にたずねてきて「1等賞」がいいと言うと必ず大会で優勝して「1等賞」を取ってくるし、「2等賞」がいいと言うと必ず期待に応えて「2等賞」を取ってくる不思議な人でした。
そのミラクルさはビジネスの世界でも発揮されて、普通ではクリア出来ない目標を、いとも簡単に短期間で達成することも度々あり、思ったことが必ず実現することがあたりまえの人だと子供ながらに思っていました。
なにがあろうと死なない玄ちゃんでしたが、昨年とうとう天のお迎えがきてしまいました。
今頃、天国で能天気な父は何をやらかしてるんでしょうね!
父が奇跡的に命をつないできたお陰で、今の私があると思うと感謝のひとことしかありませんが、晩年は認知症の父に振り回された事もあり、たまには天国からサポートしなさいよ~と思ったりしてしまいます(笑)。