昨年の６月ごろ、当時のかかりつけ獣医さんに『心室中隔欠損症』と診断されたうちの影元くん。
先天性の疾患だし、「最後は腹水と胸水がたまって、苦しみながら窒息死することになるから、安楽死させる覚悟をしておけ。」なんて言われました。
いやいや(ﾟ＿ﾟi)
諦めの悪い飼い主は、何か手はないものかと、外来を受け付けてくれる大学病院に行きました。
いろいろ調べたり、いろいろ考えたりしたので、大学病院に行ったのは９月になりました。
心臓外科医の先生から
「結果から言うと、そんなに心配するレベルじゃないです。手術なんてことにはならないと思うけどね。ただ、年に１回は心エコーだけでもいいから検査するべきですよ。」
との診断をいただきました。
最初の診断から１年経ちますし、おしっこの量がとても多いので、腎臓病や糖尿病も心配だから、何から何まで調べてもらうため、本日ドックを受けてもらいました。
色々心配な猫なので、どどーーんと、スペシャルコースにいたしました。
ボクの内臓、まる裸です～
心臓以外は問題ないとのこと。それは本当に嬉しい。
やった検査。。。
全部のレントゲン、腹部＆心臓のエコー検査、尿検査、血液検査、血液生化学検査、糞便検査などなど。
レントゲンとエコーで、肝臓も腎臓も胆嚢も膀胱も、良い感じとのこと。
血液検査でも、肝機能も血糖値もコレステロールなんかも問題なかったです。
尿検査も、たんぱくが出ていたけど、出ちゃうこともあるし、心配ないでしょうとのことでした。それ以外は問題なし。
ただ、血液検査で血漿総蛋白が少々高めで（正常値だけど）、脱水気味と思われるから、お水をたくさん飲ませるようにしてくださいね、とのことでした。
影元にもスプーンで飲ませなきゃならないわけ？
変なところで手がかかる、うちのニャンズです。
さて、問題の心臓。
レントゲンから、心臓が大きいですね。。。と言われました。
右心室が通常の倍くらいの大きさになっているみたいです。
去年の検査結果を比べてみないと何とも言えないですけど、心室の孔の影響が出てきている可能性もありますとのことです。
去年検査した時のレントゲンと心エコーを取り寄せてくださいと言われました。
かかりつけだった獣医さんにはお願いできないので（セカンドオピニオンＮＧの先生らしいので(^_^;)）、月曜日にでも大学病院に依頼するつもりです。
それから、心臓の中に線維があるとのこと。
線維は１本だから、今のところ心配することはないですが、増えてくると深刻な影響が出るとのことです。
これも大学病院で言われませんでした？と尋ねられましたが、聞いた覚えはないです。
去年からあったのか、その後できたのか。。。
いずれにしろ、去年と状態が変わっていないなら、一安心なんですけどね、とのことです。
さっさと取り寄せなきゃな～と思いました。
心臓にこんなに色々症状が出ちゃうなんて。。。心臓なんて、やってあげられること少ないですよね。
病状が進行する前に、手術しちゃうってどうかな？なんて思って尋ねてみました。
手術は特殊な器具などを使うから、大学病院でないとできませんよとのことです。
去年、大学病院の診察を受けたとき、教授が「通常我々は、かかりつけの獣医さんと提携して、情報を共有して治療にあたるんです。」って仰っていたので、検査結果をいただくついでに、今回診ていただいた獣医さんと情報を共有して影元の治療にあたってもらえないか、伺ってみるつもりです。
大学病院の先生は心臓の専門医ですし。
ドックをやってくださった先生は、猫の専門医ですし。
影ちゃん、がんばれよ。
がんばって猫股になるんだよ。
あぁ、アニキ達の再検査も行かなきゃな～
オレ、肥大性心筋症の疑いありの平蔵です。
オレもオレも！！
心臓の血流が乱れていた忠相っす！！
２ニャン、問題ないって結果になるといいんですけどね～。
先代メインクーンの泰蔵は、心臓は何の問題もなかったよな～。
心室中隔欠損症は、間違いなく遺伝だそうです。
メインさんをこれから選ばれる方は、２歳までに肥大性心筋症を発症した子（遺伝で発症する子は２，３歳くらいまでに発症することが多いそう）や、心室中隔欠損症の子がいない血統の子を選ばれた方がよろしいかと思います。
心臓病の子、切ないっすよ。飼い主、やれることあんまりないし。
頑張っても、治してあげられない。
気を付けても罹ってしまう。
ちゃんと検査して、早め早めに手を打ってあげる事しかできません。
影ちゃんも長生きしてくれるといいんですけどね～。
猫の獣医さんもびっくりの性格の穏やかさ。
自慢のニャンコなんです(￣▽+￣*)