ミュージカル ジャック ザ リッパー 感想【1幕の④】 | Squirrel

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不定期そして気ままに書いてます☆彡


医者のダニエルはジェイソン博士の紹介で臓器提供を仲介してくれるグロリアという女性を

探していて、娼婦たちの中にいたグロリアとすぐに出会い、グロリアに一目惚れ。

ちょっとついていけない展開ですが一目惚れしてしまったのだから仕方ない 笑

グロリアもまんざらではなく「可愛いわね」と気に入った様子。

 

グロリアから臓器を提供してくれるジャックを紹介してもらうダニエル。

「今晩、9時」

乞食(中の人は踊る殺人鬼でヘンタイだった人)の後を追うように促され、ついて行くと

その先に現れたのがジャック。

【取引き】

医者が俺に会いたがるとは面白い

死んだばかりの死体欲しいのか

ええ、医学研究のために!

命救うため そりゃ面白い

 

絶望の淵にいる人をこの手で救いたい

これが全ての病を治す唯一の道

 

お前気に入った 引き受けよう

でも安くないぞ 金は有るか?

 

信じてほしい 金ならある

臓器のためなら いくらでも出す

 

俺とお前、似てる 面白い

ついてこい

 

一方、街中では殺人鬼に懸賞金1万ポンドがついたという内容の号外が配られていた。

それを読んでこの街を出て行くために まとまったお金が必要だったグロリアは警察にジャックの

情報をタレこむ。

約束したのよ 9時の鐘、鳴るとき分け前をくれるって

殺人犯を裏切れば殺されるのになぜタレこんだとグロリアに尋ねる捜査官。

 

うんざりなのよ もうこんな街は

出て行くには お金がいるの

 

本編からズレますが、グロリアの中の人May'nが「9時」と言うとマクロスFの

『射手座☆午後九時 Don't be late』がチラついてどうしようもなかった爆笑

気になった人はYou Tubeやサブスクで聴いてみてくださいね。


そして夜の9時になり、例の乞食が現れると、捜査官にヒソヒソと奴がジャックだと密告するグロリア。

一気にジャックを取り押さえようと囲む警察官たち。

驚き、逃げる乞食ジャック。

グロリアが捜査官に懸賞金はどこだと聞いても「何のことだ」と とぼける捜査官。

最初から懸賞金を払うつもりは無かったのでしょう。

腐った街ですね・・・。ほんと うんざりですよね。

 

すると口笛を吹きながら現れるジャック。

 

よくも裏切ったな 

まさか!

俺をサツに売るとは

あなたがジャック?

代わりに頂こう 

お願い!助けて!

裏切りの代償

その命だ!

 

乞食の恰好でしか知らなかったグロリアは乞食の本性の姿、ジャックを初めて見て腰を抜かす。

すかさずジャックがへたり込んだグロリアのスカートの裾を踏んで逃げられないように動きを封じ、

命を奪おうとしたところでタイミング良くダニエル登場。

 

ジャック、やめろ!

こいつの内臓 お前のものだ

彼女はダメだ 金は払う

もう手遅れだ こいつは殺す

 

ダニエルはジャックに上着を投げつけ戦い、警察官も加勢し、不利になったジャックは

 

これは面白い

じゃあな ダニエル・・・

 

と言い残し、逃走する。

発砲しながら追う警察官たち。

 

⑤へ続く