静岡県掛川市
遠州七不思議の一つ「清明塚」を探しに国道150号線を天竜川より東へ・・・
あの有名な陰陽師安部清明の伝説の塚があるということで、150号線沿いで旧大須賀町辺りに看板が出てるということで、先ずはその看板を探しに。
安部清明さんの伝説はここ遠州地方にもいくつか残ってるようです。
旧大須賀町に入ってしばらくしたら何やら看板らしき物発見。
文字までは見えなかったんですが、すぐさま空き地へ車を突っ込みました。
やはり、ここのようです。
細い道で防風林の中を入って行くようです。
車をここに停めて早速・・・
辺りには誰も居なく・・・結構緊張感が走ります。
古ぼけた小屋の向こうに竹の垣根らしき物が見えてます。
ありました、「清明塚」です。
時々、大きな蜂が・・・ぶ~~~ん
静まりかえった防風林の中、何とも云えない雰囲気が漂います・・・
鳥肌も・・・
今からおよそ千年前、京の都に阿部清明という天文、暦学にくわしい陰陽師があった。
ある時、荒波で聞こえた遠州灘に面したこの地に立ち寄り、村人の乞いに応じてそれまでしばしば襲った津波防止のために、ここにあずき色の小石を積み上げて熱心に祈祷をした。
その霊験により以後この村には津波の災難がなくなったと言われる。この為、村人は自然の暴威を鎮めた清明の徳をたたえてここに祀り清明塚と称するようになった。
また清明塚に祈願すると疱瘡にかからぬと信じられ、往年その流行期には遠近から多数の参詣者があった。
疫病予防のためには赤い石一個を借り出して、お礼の時は二個にして返す。すると返した石がどんな色の石でもあずき色にかわると、伝えられ、遠州の七不思議の一つと数えられている。
ある時、荒波で聞こえた遠州灘に面したこの地に立ち寄り、村人の乞いに応じてそれまでしばしば襲った津波防止のために、ここにあずき色の小石を積み上げて熱心に祈祷をした。
その霊験により以後この村には津波の災難がなくなったと言われる。この為、村人は自然の暴威を鎮めた清明の徳をたたえてここに祀り清明塚と称するようになった。
また清明塚に祈願すると疱瘡にかからぬと信じられ、往年その流行期には遠近から多数の参詣者があった。
疫病予防のためには赤い石一個を借り出して、お礼の時は二個にして返す。すると返した石がどんな色の石でもあずき色にかわると、伝えられ、遠州の七不思議の一つと数えられている。
何処からか集められてきた小豆色の石ばかりの不思議な塚です。
防風林を抜ければ遠州灘・・・津波を鎮めた安部清明さんの壮大な力が伝わってくるようです。
そして村人たちは明るい未来を信じてここへお参りに来たかと・・・
ちから・・・lecca