前回の続きです。


小学校に入ってから、私は幼なじみの子とずっと一緒にいました。

休み時間では女の子の輪の中心にいましたが、

放課後遊ぶのはほとんど幼なじみその子だけでした。


小2から母が働き始め、両親共働きになり兄は塾などで家ではほとんど1人でいることが増えました。


小3になりました。両親の仕事はさらに多忙になり帰りも次第に遅くなりました。兄も学年が上がり、塾からの帰りも遅くなりました。

幼なじみの子と初めてクラスが離れました。



小3のこの年に全てが終わり、全てが始まったような気が今でもしています。

とても大事な年なので、ここは詳しく振り返らせて下さい。



幼なじみの子と初めてクラスが離れたので、新しく一緒にいる友達が出来ました。

転校生の子を含めた3人で主に一緒に居ました。

3人のチーム名なんかを決めたりして、名前は呼び捨てにしよう、なんて言って早い段階から仲良くなりました。

最初は3人で居たけど、少し経つと5人ほどのグループで一緒にいるようになりました。


ある日、3人で仲良くなった子の転校生ではない子から避けられるようになりました。

今思えば、転校生の子を独り占めしたいとかそんな理由なんだと思います。


避けられていることに気づいた私は、3人での輪はもちろん、5人のグループにも近づくことが出来なくなりました。


当時の私は、私を嫌っているのは1人だけなのにグループ全体から嫌われている、と思い込んでいました。

最初は大したこと無かったものの、誰にも相談せず溜め込んだことが原因なのか自然と遅刻が増えていきました。

毎朝異常なまでに学校に行くことを嫌がり、酷い癇癪を起こしていました。

両親もその時は悪夢を見るような思いだったことでしょう。


そんな日が続いたある日、いつものように遅刻して学校に行くときに父が送ってくれることになりました。

もう随分限界を迎えていた私は、学校までの道のりで父に行きたくないと言葉で伝えました。

父も流石におかしいと思ったのでしょう。

なにか嫌なことされてる?と聞いてくれた事を今でも鮮明に鮮明に覚えています。

その問いかけに私は泣きながら頷きました。

その日は引き返し、母にも事情を伝えました。


それからのことは、必死だったのかあんまり覚えていません。

ですが、担任の先生に話を聞いてもらい、相手の子にも話がいったのでしょう。

私とは関わることがほぼ無くなり、5人のグループからもいなくなっていた気がします。



発端は小さなことだったかもしれません、でも10年ほど経った今でも忘れることの無い日々です。

小学三年生、丁度女の子が色んなことを気にし出す時期だと思います。

固定したグループが当たり前になったり、おしゃれの話になったり好きな子ができたり。どんどん色んなことに興味を持っていきます。

そんな時期にこういった経験をしたことは、とても大きな影響を与えたと思います。

もちろん、悪い意味です。


現代は、私が小学生だった時より沢山の情報が簡単に手に入る時代です。もう少し大きくなったらあんな小さな事と思えるようなくだらない事に、振り回されてしまう。

苦しむ子が減って欲しいです。本当にただそれだけです。

でもどうしたって、助けるのが難しいことだってあると思います。実際、私は家族や友達に気づかれまいとずっと過ごしていました。


当時の私は、助けを求める方法を知らなかった。

だからただ自分の中に溜め込んでどんどん苦しくなるしかなかったんです。そんなことになってしまう前に、助けを求める方法や手段を教えてあげて欲しいなって思います。


子供の対応に悩む大人や、自分の未来が真っ暗で見えない子に届きますように。

大丈夫です。いつか明るい日は訪れます。



長くなりましたが、

ここまで読んで頂きありがとうございました。