しずかちゃんブログを投稿する時間がとれなくなってしまってますが、変わらず宜しくお願いいたしますm(__)m
以下、My News Japanさんの記事を以下に転載致します。

__だから動物実験は必要だということにはならないで欲しいです。
動物実験を使わない代替法を使用しないのは企業の怠慢!

固形石鹸(合成石鹸ではない)シャンプーおススメです。




http://www.mynewsjapan.com/reports/1888

発がん物質入りシャンプーワーストはノエビア、コーセー、カネボウ…中小のナチュラル系に要注意 大手は資生堂『ツバキ』だけ


シャンプーに含まれる発がん成分「コカミドDEA」について、女性向けシャンプーで配合の有無を調べたところ、最も多く配合されていたのは、中小メーカーの「自然派」をうたうシャンプーだった。

大手の花王やライオンでは代替化が密かに進められていたが、花王子会社・カネボウの商品には、3品中2品に含まれていた。問合せに対し花王は「企業秘密だから」と回答拒否。消費者に知られることなく密かに代替化を進めたいらしい。

消費者の疑問に説明責任を果たそうとしない姿勢が子会社・カネボウの白斑問題につながったが、反省している様子は全くなく、消費者は不買によって自衛するしかない。中小ではノエビア(5品中4)やコーセー(16品中11)が多く使用。シャンプーの主要メーカー別商品一覧表を付けたので、購入の際はチェックしていただきたい。


【Digest】
◇「ノンシリコン」「アミノ酸系」に多い
◇花王は海外で危険性指摘し代替品宣伝
◇トイレタリー大手は対策済み
◇資生堂『ツバキ』は1品目が×
◇女性用シャンプーワースト1位はノエビア
◇コーセーグループは、16品中11品
◇代替物は安全と言えるか?


上:TBSランク王国ナチュラルシャンプー人気1位の『PURE95』も発がん物質入り、しかも大量使用。下:ノンシリコンをうたう『ISLABO』。アミノ酸系をうたう自然派シャンプーに多用される傾向がある


カネボウの美白化粧品での白斑症状で、被害者数が1万人近くに増える勢いだ

 化粧品を塗った部分に起こる白斑症状は、副作用としては最も発見しやすい症状のはずだ。それにもかかわらず、対応にこのような遅れがでてしまったのは、現在の化粧品などの審査体制や副作用報告制度が機能していない証拠といえる。

 こうした状況ではシャンプーの成分に発がん性が見つかっても、実際に被害者を特定することはほとんど無理だろう。患者自身もシャンプーが原因だとは考えないだろうし、因果関係の究明も、かなり大規模な疫学調査でもしない限り発見されない。

 現在の制度下では、発見されたときには既に多数ががんで亡くなっていて手遅れ、という今回の白斑問題と同じ経過をたどることにもなりかねないことは、容易に想像できる。

 だから、動物実験などで発がん性が確認された成分については、国やメーカーが積極的に代替品に替えていくなどの措置が必要で、消費者は情報を得て、不買によって自衛することが重要である。

 マイニュースジャパンの読者は男性が多いということで、前回、まず男性用シャンプーを中心に調べたが、今回は女性用シャンプーについて配合の有無を調査したので、周囲の女性に知らせてあげてほしい。問題の発がん成分「コカミドDEA」は別名、「ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド」という。

前回記事

 市販のシャンプーは、メーカーによって大きく3つに分類できる。

 ①トイレタリー大手(花王・ライオン・P&G・ユニリーバなど)のシャンプー
 ②化粧品メーカー(資生堂・ポーラ・ノエビア・コーセーなど)のシャンプー
 ③その他メーカーのシャンプー

 その違いで、発がん成分であるコミカドDEAの配合に、大きな違いがあることもわかった。(トイレタリーとは、化粧品以外のスキンケア、ヘアケアなど身体の洗浄や身嗜み、嗜好などを目的とした商品の総称)

◇ノンシリコン・アミノ酸系シャンプーに多い
 ③のその他メーカーのシャンプーの多くは、①のトイレタリー大手メーカーのシャンプーに対抗して、「ノンシリコン」や、「アミノ酸系」の洗浄成分を使い、また「植物エキス」などの保湿成分や育毛成分を入れて、髪や肌にやさしい、という点を売りにしているものが多い。前回の記事で紹介した男性用『スカルプD』も、この③の分野に入る。

 これらのシャンプーは高価格で、大手のシャンプーがせいぜい500ml入りで500円程度なのに対して、『スカルプD』は440mlで3800円と8.6倍もする。

 トップ写真の商品は東急ハンズ新宿店で見つけたもので、TBSテレビのランク王国のナチュラルシャンプー売上1位になった、というババーミングジャパンの『Pure95』。400ml入りで2940円と、大手普及品の7.35倍になる値段だ。

 成分表示を見ると、「水、コカミドDEA、ココイルメチルタウリンNa~」と水についで2番目。これは化粧品なので、成分表示は多い順番というルールがある。つまり、水の次にもっとも多く配合されているのが、発がん物質である「コカミドDEA」というわけだ。

 写真のもう一つのシャンプー、石澤研究所の『ISLABO せっけんシャンプー』は、.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。


花王のヨーロッパ子会社のHP。コカミドDEA使用中止のロゴが掲載され、代替品の販売促進が行われている。
女性用シャンプーのメーカー別配合比率の比較一覧
アメリカの環境団体が作った化粧品成分毒性データベースで、コミカドDEAの代替品について毒性を比較



http://www.mynewsjapan.com/reports/1883

アンファー『スカルプD』は“発がんシャンプー” 幼児用にまで使用、カリフォルニア州では警告表示義務


発がん物質の警告表示が義務化されている米国カリフォルニア州で、シャンプーに使われる「コカミドDEA」という化学物質が新たに規制対象となり、環境団体が市販のシャンプーを調べ、配合されているのに警告表示のない製品について、訴訟を起こしている。日本の男性用商品で同じ成分を使っているシャンプー類を調査したところ、ワースト1位は、サッカーのスーパースター・メッシや、知名度の高いお笑い芸人らを起用した膨大なCМ攻勢で『スカルプD』を売り出しているアンファー社で、10商品中、8つに配合中。ベビー用シャンプー、ベビー用ボディソープにまで使われていた。2位以下は『シーブリーズ』の資生堂が4品中1品、『ルシード』『ギャツビー』のマンダムが11品中2品。アンファーがダントツの発がんワースト企業だった。(商品調査結果は3つめの画像参照)



【Digest】
◇シャンプーに含まれる発がん物質「コカミドDEA」
◇日本で発がん成分を含むシャンプーはどれか?
◇スカルプDは発がん物質入り 赤ちゃん用シャンプーにも
◇ルシードはシャンプー1種類のみ
◇ギャツビーはフェイシャルウォッシュの1種類のみ
◇シーブリーズは、ボディシャンプーの1種類のみ
◇成分量の大小が不明な薬用シャンプー
◇環境団体が市販のシャンプー成分を調べて告訴




シャンプーや化粧品を選ぶときに、成分表示に目を通してチェックしている人はどれくらいいるだろうか。友人数人に聞いた範囲では、チェックはするけど「海藻エキス」など体によさそうな成分があるものを選ぶ、という意見が多い。

 有害成分が入っているかどうかをチェックしようとすると結構、大変だ。現在、化粧品は全成分表示となっているが、全成分の有害性をチェックするのはとてつもなく大変な作業が待っている。また、化粧品のシャンプーと薬用シャンプーとでは、同じ成分であっても表示名が違うことがある。ますます混乱を増す。

 だからせめて、明らかに有害と認められる成分については黒塗りするなり、一目でわかるようにしてもらいたい。

 8月31日の記事で、アメリカ・カリフォルニア州では発がん性と生殖毒性のある化学物質をリスト化し、それらが含まれる商品には警告表示を義務付ける法律(プロポジション65)があることを紹介した。

◇シャンプーに含まれる発がん物質「コカミドDEA」
 2012年6月22日、その発がん物質リストに新たな成分が追加された。それが、「ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド」(別名、「コカミドDEA」)という化学物質だ。以下の説明で概ね正しい。

 コカミドDEAとは、ヤシ脂肪酸とジエタノールアミン(DEA)を縮合して得られるジエタノールアミドの事です。別名:ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド。非イオン性界面活性剤です。
 洗浄剤に添加した場合、泡の安定性、増粘、起泡、洗浄性を高める効果があり、他の界面活性剤の補助として配合されることが多いです。親水性増粘剤としても配合されています。
 シャンプー、クレンジングなどに利用されています。
 淡黄色~黄褐色の液で、わずかに特異臭があります。

 起泡剤とは、ボディーシャンプーなどの泡立ちをよくするためのもので、実は洗浄するために泡は必要なのだが、泡がよく立った方が感覚的によいので使われている。



この物質に発がん性が指摘されたのは1997年にさかのぼる。専門家の間ではよく知られている話らしい。

 1998年の日本油化学会誌に、アメリカで、このコカミドDEAの発がん性を示す動物実験が報告された結果、代替物の開発が活発化しているという記事が掲載されている。

コカミドDEAの発がん性については1998年の日本の学会誌でも紹介済み


しかし、それ以降現在まで、アメリカでも日本でもコカミドDEAに対する規制は実施されなかった。有害性が指摘されていながら、規制に必要なリスク評価が行われずほったらかしになっている化学物質は多く、コカミドDEAもその一つといえる。

 企業の自主的取り組みに頼るだけでは不十分であることの証ともいえる。消費者には情報提供されず、いまだに使われ続けている。

 ようやく、2011年に世界保健機関(WHO)の付属機関で発がん物質を評価する国際がん研究機関(IARC)が「ヒトへの発がんの可能性あり」と評価した。

 「発がんの可能性あり」の判断の根拠となったのは、2001年に行われたアメリカ連邦政府の研究計画(NTP)の一環の動物実験だ。マウスの肌に塗る実験で、肝臓と腎臓のがんが増えた。疫学研究などのヒトでのデータは無いということで、「可能性あり」という判断になった。

 IARCの発がん評価などを受けて、カリフォルニア州では2012年6月22日に、コカミドDEAを、警告表示が必要な発がん物質リストに入れた

 新たな物質がリスト入りされると、企業に対しては1年間の猶予期間が与えられる。その間に代替物質に変更するなり、商品に警告表示を付けるなどの準備をするためだ。


◇日本で発がん成分を含むシャンプーはどれか?

日本では全く規制がないわけだが、もし日本のシャンプーでコカミドDEAを使われているものをカリフォルニア州に輸出しようとしたら「発がん物質を含みます」という警告表示をつけないと、1日当たり2500ドルの罰金を課せられることになる。

 われわれは、どの商品を避けるべきなのか。日本の主要メーカーのシャンプー類に、どれだけコカミドDEAが使われているのか調べてまとめたのが、右記一覧表だ.....この続きの文章、および全ての拡大画像は、会員のみに提供されております。


スカルプD、ルシード、ギャツビー、シーブリーズ、サクセスの、シャンプー・フェイスウォッシュ・ボディソープの成分一覧表



マンダムの『ルシード』にも一部の商品に配合されている
マンダムの『ギャツビー』にも一部の商品に配合中
資生堂『シーブリーズ』にも一部商品に配合されている