椿通信〜明日もきっと、笑顔の1日でありますように〜 -2ページ目

椿通信〜明日もきっと、笑顔の1日でありますように〜

頑張りすぎず、ゆる〜く穏やかに。

クールなイケメンニャンコのお兄ちゃんと、甘えん坊のかわいい弟ワンコちゃんとの毎日♡
いっぱい頑張りすぎた私を労わりながら、ステキな人に成長してコロコロ笑える日々になるように。

あたりはすっかり春めいて、私の住む地域にも桜の便りが届きました。
今日はスキッとした青空で、職場の窓から揺れる桜の枝が見えて、時折手を止めてはホヘーッと見入ってしまっています。

 

 

改めまして、たくさんのメッセージ・お気遣いありがとうございます。
どれもとても暖かく、優しいエールに溢れていて
私はずっとジタバタしていたのに、応援して・愛でていていただけたことが
とっても嬉しく、何より私の大きな傷をケアする軟膏のように、スーッと染みて行きました。

 

個別にお返事をお返しできていない失礼をお詫びすると同時に
ありがとうございます!を伝えさせてください。(ペコリ)

 


早いもので離婚をしてから半年になりました。
私と二匹の息子たちは元気いっぱい、毎日笑って暮らしています。

 

離婚する際に、わずかではありますが慰謝料をもらうことにし
一括でもらえた分で、自分のためのやってみたい事に充ててみよう!と思い
今年から「心理学」の勉強を本格的にスタートしました。
そのおかげでバタバタしつつ充実し、毎日新しい発見や学びにワクワクした日々を過ごしています。

 

 

ブログを書いていなかった一番過酷だった2年の間、
私は心のバランスを崩しました。

もう消えてしまいたい…と思う日々が続き
ある日、ふらふらっと車道に進み出し、その瞬間にハラハラと泣いている自分に気付いて慌てて歩道に戻りました。

 

 

私自身が限界まで心を追い詰めているんだ。

 

 

そこで初めて、心療内科を受診し
心理テストと先生によるカウンセリングを受け、ゆっくりと自分を癒す事をスタートさせました。

 

先生は羊のような雰囲気の、穏やかで優しく、決して人の話を遮らずに聞いてくれて
私はいっぱいいっぱいで上手く感情を伝えられなくとも、常に優しく寄り添ってくれました。

 

 

そんな状況じゃ、悔しいよね。
もっとわがままになっていいし、もっと怒ってもいいんだよ。
怒り狂って暴れるくらいの状況なんだよ!

 

向こうが理不尽な事を言っているんだから、あなたがそれを飲む必要はないし
「あなたが決める」って突っぱねていいんだからね。

 

 


そう言われて初めて、病院で号泣しました。

 

診察・カウンセリングの前に受けた【木を描くテスト】によると
私はとても怒りを抱えている状態なのに、感情の蓋と呼ばれるその怒りすら自分で感じられないくらいに
自分の心を置き去りにしてしまった状態でした。

 

先生とのカウンセリングは、2週間に1度で、
私が何か言う度に『いい調子!うん、この間より笑顔が増えたね!』などと常に寄り添ってくれて
いつだって迷っている私の背中を優しく押し続けてくれました。

 


迷っていい!!!
迷惑をガンガン相手にかけていいんだよ。
実際、あなたに迷惑なんてレベルじゃないような酷い事をしているのは、旦那さんの方なんだからね!

 

自分を責めなくていいよ。もっともっとわがままに・ふてぶてしくなっていいよ。

多分、なっていいって言っても、あなたはわがままに・ふてぶてしくなんてなれないんだから
「わがままにふるまってやる」と思いこむくらいがちょうどいいんだよ。

 

 

寄り沿い、成長した点を先生はいつも見つけて褒めてくれ
少しずつ私は自分を取り戻し、引越しを出来るまでになり、その後、自分でちゃんと「離婚を受け入れよう」と答えを出すことが出来ました。

 

引越しを機に、私は元気を取り戻し
それから3ヵ月後、先生からはカウンセリングを終えても大丈夫だね、と言っていただき
最後に握手をして、私は心療内科の受診を終えました。

 

最期の日に、先生から言われたのは

 


カウンセリングや病院は、あくまで車に注入する「ガソリン」で
そのガソリンを一生懸命燃やすのは、あなた自身。

 

誰よりも頑張ったのはあなたなんだからね。

よく頑張ったね。もう、大丈夫!

 


この心療内科でのカウンセリングを受けると同時に、心について学びたい…と心理学に興味を持ち
少しずつ色々な本を読んだり、心理学セミナーに参加したりして、どんどん心の事を知るようになったのがきっかけで
今年からより深く心理学の勉強・カウンセラーの勉強をスタートしました。

 

おかげで今、私は自分のことにたくさん向き合い
自分を大切に、自分を愛して認めてあげるスタート地点に立つことが出来ました。

 

きっと、大きすぎる問題が起こらなければ、
私はここまで徹底的に自分の「心」や自分自身に向き合うことはできなかったのだろうし
いっぱい傷付いた分だけ、ほんのちょっとでも自分が成長するきっかけだったとしたら、いつかの未来で「あの時の出来事があったから」と笑っているのだろうと信じています。


私の毎日は、離婚してもしなくても「同じように」流れて進み
あんなに怖れていたけれど、楽しく日々を紡いでいることが、とても嬉しい。


心はとても繊細だけれど、ちゃんと回復する力を持っていました。

 

私の長かった5年間は、ゆっくりと「頑張った過去」へと変わっていこうとしています。
これからは、どんな幸せな未来に歩いて行くのかな?
ふふふ、きっときっと、たくさん頑張ったご褒美が待っている…と信じてもいいよね?