この映画をみて
差別はあってはならない。
でも、何故差別はなくならない?
きっと、私たちが弱いから。
生存のため、負けずに生き残るため。
だから、遠いところの異邦人に対しては湧かない競争心が近しいものに対しては容赦なく沸いてくるものかもしれない。
負ける恐怖。醜くも映る戦い。
日本の教育
それは、こんなにも世相を反映する。
少なくとも、大戦の反省にどっぷり浸かった私の世代は、民族意識を高揚させるような教育に無縁で、とても中立だった。
どちらかというと、正直、この映画で描かれる在日の人たちの、民族の文化を大切にした学校のあり方に敬意もありながら、違和感がある。
わたしたちが、もし海外で同じ立場だったら、自分達のアイデンティティーを育てる教育を、同じ様に求めるだろう。
そう考えると、朝鮮学校の教育のあり方を理解できる。
じゃあ、日本の学校は何を教えるべきところだろう。
負けずに愛国心?
日本の文化?
そうじゃないだろう。
もっと、生きるために大切なこと。
人間として。
そう考えると、学校で教えるべきことは、もっとシンプルになる。
何を学ぶか。
今日から台湾に行ってきます。
まずは、知ること。
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