こちらで初!美容院 | 炙亀板の亀ブログ

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亀のまいにち

今週、こちらはずっと雨。降っては止んで、雷鳴って、風吹いて。
南方の春ってこんなふうなのかしらねー。

今日は、昼間、旦那さんに衣類の整理をしてもらい、
着ない服は来週四川に送る予定。
文房具類も買ってこなくちゃだ。
当地は廃品回収に出しても返ってくるお金はスズメの涙ほど。
上海の王しーふより親切で高く買ってくれる廃品回収のおっちゃんはいないなー。

さて、今日はかねてから我が家の懸案事項だった「髪を切りに行く」を決行。
だんなさんはすでに2回行っている地元の美容院へ行き、
デイヴィッドさんというこてこての中国人のあんちゃんに切ってもらおうとすると
「今週は休みだ。別の人をつけてやる」。うーむ。

このデイヴィッドさん、佐野史郎似のあんちゃんで、
だんなさんのヘアスタイルを見る限りなかなかのセンスと腕前。
やれやれ、この人クラスの美容師がいるのだろうか。

まずは洗髪。
ここは2階に洗髪ルームがあり、小部屋にベッドが並んでいる。
このベッドの頭の部分が流し台のようになっていて、
寝たまま洗ってもらえる。
私を担当した兄ちゃんはまだまだひよっこのようで、
だんなさんの担当の兄ちゃんのように「お湯の温度はいかがですか?」とか
「マッサージしますか?」とかコミュニケーションしてこない。
洗い方も今一つ。そして、洗い流すときに、耳に水がじゃぶじゃぶかかる。
いくら襟元にタオルを入れているとはいえ、背中に水が流れて行くのはどうもいただけん。

洗ったら下に降りて切ってもらう。
「どんなふうにします?」と言われたけれど特に要求もないので、
「後ろ短め、トップ軽めに」とだけ言っておまかせ。
途中「耳は出すか?」というので出してくれと言ってまたおまかせ。

私はいつも右側で七三に分けているのだが、美容師の兄ちゃん、
それを無視して左から一九分けに。しかも、こちらの人たちによくいる、
前髪を眉の上で斜めに一直線にしてるじゃないの。
うわ…しかも妙なボリュームを出して、軽めにって言ったアタシのリクエストまるで無視。
出来上がりは、まるでデビューしたてでまだ整形してない韓国人の若い兄ちゃんみたいだ。
いつもと違う側から分けてるからなんか「いずい」(←実家あたりの方言で、しっくりこない様子)

まあ、この後「じゃあお流しします」と流してもらったあとを見たら、
これならいつものところで分けてなんとかなりそうだ。
で、またさっきと同じようにぼんぼりみたいな頭にされて58元。
隣で切ってもらっていたうちの旦那さん、普通のサラリーマンみたいだ。
なんかシャープさが足りんな。

今日はきっと理髪しちゃいけない日だったんだ。
ま、ともかく伸びていた襟足がすっきりしただけよかろうよ。