こんにちは
本日は「ビオラちゃん」のご紹介です
2022年2月のことです。
住人(高齢の男性一人暮らし)が施設に入る
が、
猫がいるとのいつもの相談
これは社協から相談がきたと記憶しています。
その辺がトイレ状態で、屋根も所々穴が空いている家に
猫9匹と老犬1匹。
犬は子供さんが引き取るとのことだけど
猫アレルギーがあるので猫は無理と・・・
全頭保護に至るわけですが
子猫だった2匹はすぐに里親さんがみつかりました。
残ったのは7匹の成猫達。
黒猫1匹と白黒6匹です。
基本、全員こたつの中に避難
こちらも1年ほどかかってポンポンと声がかかり
最後に残ったのはあかんたれの「ビオラ」
顔は可愛いのに、怖がりで慎重派で
オモチャでは元気に遊ぶのですが、
人間が近寄るとダメ
そんな「ビオラ」を連れ帰りうちの子にしたのですが
慣れるまでしばらくはケージの中にいてもらおうとしたのですが
するりと逃げ出し押し入れへ・・・・。
そのまま1カ月押し入れで暮らしていました
仕方がないので、押し入れを開けっ放しにし
お水とゴハンは押し入れに設置。
1カ月ほど経った頃
押し入れから追い出す事に成功
結局、うちにきて1年ほど経ってやっとスリスリしてくるようにまでに
なりました
うちの先住の男の子の事が大好きなようで
その子に何とかくっつこうといつも頑張っています
譲渡された兄妹たちも
それぞれのおうちでとても可愛がってもらっているようで
嬉しい限り
ただ、この件も社協から連絡がきましたが
捕獲の日に見に来られるだけ。
市からも何人か現状を見にこられましたが
ものすごい防護服を着た人が2人
現場に入って中の写真を撮っていかれただけで
私達ボランティアが「いつもの格好(匂いがつくので捨てても良い服にしてました)」
で、捕獲しました。
もう少し、何か協力していただけないのかな?
私たちが困るのは保護した子達の里親さん探しです。
その辺、もっと協力してくれたら助かるな~とか
こういうお家が他にもたくさんあるはずだから
もっと少ない頭数のうちに手術できれば
人も猫もこんな環境で暮らさず済んだかもしれない。
また、もしもの時の里親さん探しも
頭数が少なければ少ないほど見つけやすい。
何か未然に防ぐ方法はないものか・・・
などと考え始めました。