3月中旬

卒園式がありました。

 

犬姫の幼稚園では3部に分かれ学年100人近くの卒園式が行われました。

犬姫のクラスは第二部

 

他のクラスとも合同の為、約40人近くの大人数でした。

 

保護者も含めるとかなりの数。ホールにはたくさんの人が…

 

式典は、卒園証書授与時に英語のスピーチ。

その際に、犬姫様、

「私はドクターになって、母と同じ病院に勤めたいです。そして、病気で苦しんでいる人を助けたいです。」

と、はっきりスピーチするではありませんか!(犬姫以外は、職業だけ英語で言い、理由は日本語といった感じでしたが…)

しかも、英語の分からない母のためにその後、日本語でも同じことを言ってくれてました。

又、

「小学校に行ったら、算数を頑張りたいです。」

とも、小学校の抱負まで英語で…

 

母、これには驚きです。だって、答辞に全身全霊傾けていたから、スピーチは職業だけ英語で言えばいいよ~と、本人に伝えてたから…(しかも、当日までなりたいものを秘密にされてました。)

 

その後、色々なコンクールの表彰式も同時に行われ、書道や英語の検定、絵画コンクール等色々なもので、名前を呼ばれてました。(絵画コンクールに関しては、呼ばれるとは思っていなかった…)

オールマイティにそつなく出来る犬姫様…すごいです。

 

そして、在校生からの送る言葉、記念品授与等が終わりいよいよ犬姫様の独壇場がやってきます。

 

直前には日本語での答辞を他のクラスの男の子が3分程スピーチ。

これにも会場は圧巻されてました。

まず、幼稚園児がこんなに長いスピーチを言えるの?といった感じでした。

 

そしてお次は犬姫さま。

口を半開きにした状態でくねくねしつつ壇上へ…

そして、お辞儀をするなり一気に目の色が変わった。

身振り手振りで自己紹介後(これは完全にアドリブ。練習用の原稿にはありませんでした。)、引き続き本題へ。

こちらも抑揚をつけながら身振りや手振りを混ぜつつ、原稿用紙にはなかった文章までアドリブで入れています。

最初、他の保護者さんたちは先ほどの日本語の答辞が凄すぎたため、その余韻に浸りつつ、犬姫がばかっぽそうな態度で出てきたうえ、英語でのスピーチとのことでそこまで期待されていなかったのか、会場内がざわついていた中、犬姫の英語での自己紹介が始まるなり皆様のハートを鷲掴み。ガッツリ犬姫の世界にひきずり込み、犬姫の独壇場にしていました。そうなると会場内は異様な静けさへと…

はっきり言って、内容はわからないけど…近くにいた外国人パパは目を丸くしながら驚いてました。(後ほどお声をかけていただいた際、ネイティブの発音で驚きましたとのこと…海外に行ったことないけど。)

そんな感じで、5分間のスピーチ終了。

先生方も驚いていました。(犬姫ちゃんって…帰国子女でしたっけ?と、言われました。)

 

そして、英語の歌と思い出のアルバムを歌い、最後には宮沢賢治の「雨にも負けず」を暗唱。(これも言えていること言えていない子がいましたが、犬姫様はガッツリ言えてました。)

 

すべての行事が終わり、最後は幼稚園トレインで退出。(入園時はこれで入ってきたんだよなぁ…)

 

最後には先生方ともお写真撮影。

その際に、たくさんのお母さんたちから先ほどの英語の件でほめられまくってました。

 

入ったばかりのころは毎日泣いていたり、先生からケガした連絡が入ったり、上級生をいじめたりしていた子が、ここまで大きく立派に育つとは。

そして、答辞の大役をこなした犬姫様。

 

お疲れ様でした。

そして、ピカピカの一年生、小学校生活をエンジョイしてね!