今朝NHKニュースで国立大学授業料の値上げ関連の

ニュースをやっていて複雑な気持ちになりました。

 

1年間の授業料は535,800円。

4年間在学すると授業料の総額は2,143,200円。

 

他の私立や理系学部に比べれば格安です。

実際色々なものが値上がりしていて、

大学維持を考えれば上げざるを得ないのは

とても理に適っていると思う。

 

私は決して経済的に裕福ではなく。

どちらかというと欲しいものを欲しいと

親に遠慮する中で育っていて、

大学受験料をお願いするのにも気を使った覚えがある。

その環境を不満に思うこともあったのだけど、

国立大学に入学して、

そのことを反省する機会を与えてくれた

知人が何人かいる。彼ら、彼女らは大学の資金を

ほぼ自分でバイトと奨学金最大限を利用して

生活、通学していたし、

 

「国立大学じゃないと卒業できなかった」

 

と言っていた。

 

「ヤングケアラー」

イメージ的に若くして介護を担うイメージがあるけれど、

調べると、「本来大人が担うと想定されている家事や家族の

世話などを日常的に行っているこどものこと」とある。

大学の授業料、入学金などは、普通の家庭では親(大人)が

事前に考え、準備するのが当たり前かなと思うけれど、

そうでない家庭もある。割と沢山。

それは17歳、18歳で直面することではなくて、

多分もう生まれた時からの環境。

彼らは成績も悪くない。もしかしたら、環境さえ整っていれば

もっと望む大学に入れて、色々な業績も残せたかもしれない。

だって、努力する、それを継続する力は

きっと誰よりも素晴らしい力を持っている。

だから、簡単に一律値上げの方法でなく、

今現在苦境に立っている彼らが

大学生活を継続できるような授業料の見直しを

国立大学が率先して示していって欲しいと切に思います。

 

 

 

不快な気持ちになる方がいたらごめんなさい。

極めて、率直な意見を書いてみました。

良き方向に進みますように。