京ちゃん、出張お疲れ様。
暑いから大変だねー
今日もカーが来なかった…。
坂本さんの屋根の上や、下の落葉松のあたりでカーカーと鳴いているのが
カーだろうと思うんだけど、呼んでも寄ってこない…。
でもね、いいことだとは頭ではわかってるんだー。
野生動物は、人間に近寄らないで生活するほうがいいものね。
でもすご~く寂しい…

たぶんこの寂しさも今日あたりがピークで、明日くらいからは慣れてくるんだと思うよ~。
もう少し辛抱して、カーのことをあまり考えないようにする…。
燈子ちゃんがカラスの本を読んでいることをお兄さんに話したら、
お兄さんからなぜ日本では昔からカラスは神格化されているのか調べて、って宿題が出た

それでさっきヤタガラスのことを調べてたから、余計にカーが気になってさ…。
「古事記」にも「日本書紀」にも、天武天皇が東征の途上の熊野の地で、ヤタガラスに
道案内してもらったって書かれているんだよ。
でも、なぜカラスだったんだろう、という疑問は消えなくて…。
てつさんと言う熊野のかたがすごく詳しい解説をしているので、以下、引用するよ。
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また、空を飛ぶカラスは、地上を這う人間や動物たちよりはるかに広い視野を持っています。
カラスは雑食性で、肉も食べます。
とはいっても、カラスには、獲物を捕らえるための鉤爪も、肉を切り裂く鋭いくちばしもありません。小さな動物ならともかく、大きな動物を狩ることなどできません。
カラスは雑食性で、肉も食べます。
とはいっても、カラスには、獲物を捕らえるための鉤爪も、肉を切り裂く鋭いくちばしもありません。小さな動物ならともかく、大きな動物を狩ることなどできません。
ではどうやって大きな動物の肉を得るかというと、カラスは目と知恵を使います。優れた視力や観察力、情報収集力、知恵を駆使して、カラスは肉を得ます。
カラスは、上空を舞い、地上の様子を捉えます。あるいは息絶えた動物の姿をとらえ、あるいは獲物を追う肉食動物の姿をとらえます。
カラスは、上空を舞い、地上の様子を捉えます。あるいは息絶えた動物の姿をとらえ、あるいは獲物を追う肉食動物の姿をとらえます。
地上に死んでいる動物の姿を見つけた場合、その動物が猪や熊であったら、カラスのくちばしでは、その分厚い毛皮を引き裂くことはできません。そこで、カラスは手近なところにいる猟師や肉食動物を探し、連れてきて、毛皮を引き裂いてもらうのだそうです。
獲物を追う猟師や肉食動物の姿を見つけた場合、猟師や肉食動物に獲物のありかを教え、狩りのサポートをします。
猟師や肉食獣に食べ物のありかを教えて肉を与えるかわり、自分も当然、その分け前にあずかる。そのようにして、カラスは動物の肉を得るのだそうです。
猟師や肉食獣に食べ物のありかを教えて肉を与えるかわり、自分も当然、その分け前にあずかる。そのようにして、カラスは動物の肉を得るのだそうです。
動物を狩り、肉を食べる人間や肉食動物にとって、獲物のありかを教えてくれるカラスは、非常に有り難い存在でした。
狩猟する動物、オオカミなどは、カラスと連帯関係を結び、好んでカラスとつきあっているようです。狩猟する人間も、カラスと連帯関係を結んだのでしょう。
狩猟する動物、オオカミなどは、カラスと連帯関係を結び、好んでカラスとつきあっているようです。狩猟する人間も、カラスと連帯関係を結んだのでしょう。
カラスは、狩猟する人間にとって、先を見通す目をもった賢者であり、獲物のありかまで導いてくれる先導者であり、特別な存在であり、神格化もされました。
熊野の神々は、もともと猟師によって祭られたと伝えられています。猟師によって祭られた神だから、カラスが神使をつとめるのでしょう。
カラスは、世界中の様々な民族の間で創世神話や建国神話の上で重要な役割を果たしています。
熊野の神々は、もともと猟師によって祭られたと伝えられています。猟師によって祭られた神だから、カラスが神使をつとめるのでしょう。
カラスは、世界中の様々な民族の間で創世神話や建国神話の上で重要な役割を果たしています。
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う~ん、やっぱり気になるカラス…。

今日はトマティージョを収穫してみました

こんな、です。
食べると、フルーツみたいなお味です。
確か函館の箕輪さんで初めて食べたよね?
これからどんどんとれるので、京ちゃんの次回の帰札の際に食べられるとおもう
