普段から夫は動物園が大好きです。
特に、最近生まれた白クマの赤ちゃんが見たかったらしく…。
ねこのお誕生日にかこつけて、円山動物園に行ってきました。
ねこは動物園に行くと、いつも複雑な気持ちになります。
野生を忘れた動物たち、狭すぎるコンクリートでできた居住空間…。
でも、夫は「動物たちにとって野生で生活することが幸せとは限らない」と言います。
野生に生きるということは、人間が想像するよりもずっと厳しいものだろうし、
少なくとも動物園にいれば決して飢えることはないのだから、と。
確かに檻に閉じ込めるのも人間の勝手な都合だけれど、
その状況をかわいそうだと思うのも人間の勝手な解釈…、かも。
先日、旭山動物園で長年飼育員をしていた絵本作家のあべ弘士さんがNHKラジオに出ておられました。
その際に、「動物はとってもサービス精神が旺盛で、お客さんがたくさんいると張り切り、
お客さんがいないと気を抜いている」という内容のお話をされていました。
動物のことを良く知っているあべさんの言葉だから、真実なのだろうと思います。
気の毒なだけの状況ではないかも…、と少し安心しました…。
と、いろいろ考えるところはあっても、やっぱりかわいらしい動物たちを見るととても心が和むものです。

大人気の白クマの赤ちゃんとお母さん。
仲良く母子でお昼寝中でした。
お母さんが赤ちゃんに手を載せて寝ているんです。
愛情を感じますよねー。

もしもし?どなたでしたっけ?

あ~、ゴマフアザラシのさくらこちゃんでしたね!

ロン!
違いました、レッサーパンダでした。