
東欧に向かう飛行機の中で「Hachi」を見ました。
ストーリーがわかっている、とはいえ、こんな悲しい映画、泣かずに見られるわけがありません。
12時間のフライトだったので、一度見て泣き、夫が見ているのを横から盗み見して泣き、
斜め前のおばさまが見ているのを見てまた泣き、すっかり涙が干からび、目が腫れてしまいました。
そして、決心したことは、絶対に絶対に、ロンを私が看取ってあげなくちゃ、ということです。
ロンよりも一日でも1秒でも長く生きて、ロンを安心させてあげて、天国に送ってあげなくちゃならない、ということです。
たぶん、ペットとお暮らしの方がご覧になったら、同じようにお感じになることだと思います。
行きにそんな映画を見てしまったので、旅行中、随分ロンに会えなくて寂しい思いをしました。
(携帯を何度も充電して、画像データを開いてロンを見てたんですよー。)
帰国して、飛行場から車で家に帰る途中、ロンに会いに実家に寄りました。
久しぶりに会うので、ロンは大はしゃぎをして、尾っぽをちぎれんばかりに振って、大歓迎してくれました。
絶対私が看取ってあげるからね、ロン、ウソじゃないからね。