4年前、夫が職場で捨てられた観葉植物を「かわいそうだ」と持って帰って来ました。
一つはトラノオ、一つは名前もはっきりしない洋風の植物。
「確かに捨てられるよなぁ」ってほど小さく弱っていた鉢でした。
名前がわからなかった方は冬を越せずに枯れてしまいましたが、
トラノオの一枚しかない葉っぱが、長い間そのまま変わらず、
一年後に筍のような新芽がやっと土から顔を出し、何年かかけて葉が三枚にまでなっていました。
それを、去年の冬にねこの実家に預けたとたん、
新芽が数箇所から顔を出し、葉が増えてぐんぐん伸び、
同じ鉢だなんて認識できないくらいに立派に成長しました。
そしてこんなに綺麗な花を咲かせました。
イメージ 1

そういえば葉が数枚だった「金のなる木」を実家に預けたとたん、
ぐんぐん成長し始め、今では巨木に成長してしまい、もう動かせないほど…。
なにがそんなに違うんだろう。
日当たりや温度や湿度や、いろいろあるかもしれないけど、
やっぱり「母はすごい」と思います。
植物になりかわって、「ありがとう」。