昨日は「秒速5センチメートル」を見た。(きっと映画ではないけれど)なんとも言えない気持ちになった。小説では読んだことがあったけど、その時の印象は「あんまりぱっとしないな」だった。でも、ひねりのないまっすぐなお話だったから、映像で見た方が面白いのかなとは思った。バイト先の先輩に映像の方をおすすめされたので、見てみた。主人公(遠野くん )とヒロイン?(明里)が最後は結ばれないのが現実的で、きれいごとじゃなくて好きだと思った。遠野くんの印象は、「不器用」だった。ネットでは、遠野くんはクズ呼ばわりされていたけど、本当にただ単に不器用なだけじゃないのかな と思った。一見、親の転勤で、結ばれなかったような二人に見えるけれど、きっとそうじゃない気がした。どんなに近くにいても結局は結ばれなかったんじゃないのかな と思った。遠野くんは、明里にメールを送れる環境にあったのに、長年送らなかった。明里を守りたいと思ったから、東京の大学に行って良い企業に就活したはずなのに。社会にもまれて、そんなこともどうでもよくなっていたのかもしれない。でも、私が思うに、遠野くんが本当にしなければならなかったことって、「東京の大学に行く」(明里に伝わらない)よりも「連絡をとろうとする」(明里に伝わる)ことじゃなかったのかな。そこが不器用だと思った。遠野くんと同級生の花苗のことも、好意には気づいていたけれど、それを気づかない振りしてたんだよね。自分のことを好いてくれてる人がいるって、悪い気しないもんね。それが人間らしくて良いなって思った。きっと私もそうする。それが人間って感じだし、クズとは思わない。最後の演出が、なんて言葉にしていいかわからないけど、すごく好きだった。言語化が難しいけど、二人の心情をとてもよく表していた。

 

今日は「花束みたいな恋をした」を見た。何回も見返している。

書くと長くなるし、今日はもう疲れたし、もう今日じゃなくて明日になっているから諦める。でも、今村夏子さんの「ピクニック」は早いうちに見返そう。

 

読んでくれてありがとう。