来季のパ・リーグ、チーム状況展望 前編。 | 猫日記

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野球です。
今日はセパ両リーグの12球団、来季に向けてのコメントを1つづつ付けていこうと思います。
まずはパ・リーグ今季のAクラスから。
『北海道日本ハムファイターズ』・・・2季連続のリーグチャンピオンで来季は3連覇を目指す。
【投手陣】
先発陣『ダルビッシュ』と『グリン』はおそらく安泰。ダルはこれで2年連続で安定した成績を残し、グリンも『楽天』と日ハムとそれぞれで好成績を残した。2人ともある程度の成績は残せるだろう。
残る先発で『八木』の復活には期待したいところ。『武田勝』、『武田久』の両投手は研究されている感もあり、これからどう伸びていくかで球団の運命そのものが分かれるだろう。『マイケル中村』は守護神として安泰、ルーキー『吉川』や『山本』あたりがどこまで伸びていくか・・・。
【野手陣】
4番『セギノール』の退団により、元から不安定だった5番も合わせ、4・5番の両方が欠けてしまった。得点力を支えるクリーンアップを作り直すのがチームのカギを握る。理想は4番に『金子洋』なのだが、この秋季キャンプでそこまで成長出来るかどうか・・・。『鵜久森』、『陽』、『小谷野』、『工藤』、『糸井』あたりの若手の成長が期待される。監督が代わってチームをどのように作り直すかが注目される。
『千葉ロッテマリーンズ』・・・今季はパ王者を追い詰めながらも僅差の2位。巻き返しが期待される。
【投手陣】
先発『小林宏』は磐石。もやはチームのエースと呼べる存在。『渡辺俊介』はムラがあるものの、年間を通してローテを守れる強みがあり、サンデーこと『小野』もローテを守る安定感を備えている。現在は残留かトレードかで揺れているエース『清水』が残留すればチームに大きなプラスをもたらす。
問題は今季、神憑り的な活躍を見せた『成瀬』が2年目のジンクスを打ち破ってどこまで成長するか。
リリーフ陣は『薮田』、『藤田』の磐石な選手が抜けて、守護神『小林雅英』1人でどこまで戦うことが出来るかが最大の焦点となってくるだろう。
【野手陣】
個性派揃いの野手陣に加え、マジックとも言える『ボビー監督』の采配は吉とも凶とも出る。やはり焦点は主軸に誰を置くかになってきそうだ。昨年は『ズレータ』という強力なパワーヒッターを7番に置き、チャンスに強い『サブロー』を4番に据える打順を見せたが、来季はどこまで打順をいじってくるか・・・。また『里崎』の打撃もチームにとっては大きな武器であり、昨季ブレークしながらも今季はやや低迷した『今江』の復活もチームの重要なカギを握ることになるだろう。
『福岡ソフトバンクホークス』・・・12球団最強と言われるメンバーを揃えながらも僅差の3位に甘んじた。来季は巻き返しを誓う。
【投手陣】
最大の焦点はエース『斉藤和己』の復活。斉藤を抜きにしても超強力な先発陣に加え、絶対的守護神『馬原』・・・と、12球団屈指の投手王国を誇るが、やはりチームの精神面を支えるのはエースの存在であり、ホークスを支えるのは斉藤和己でなければならないのは当然の話だろう。また、先発陣が強力すぎるためかリリーフ陣のやや不安を残しているのも先発に不慮の事態が起きた場合には不安視される。
【野手陣】
こちらも昨季3位に甘んじた最大の原因とも言われる4番『松中』の復活がチームのカギを握ると言ってもいいだろう。昨季は主軸の松中が離脱、さらに3番『多村』も極度の不振に陥り、オーダーを動かして逆効果となってしまった核弾頭『大村』の急ブレーキに2番『川崎』の離脱、スーパーサブに甘んじている『柴原』・・・と、やや選手起用が明確に見えなかったのは痛かった。松中、小久保のクリーンアップコンビが復活し、1・2番コンビの大村・川崎が機能すれば12球団でも屈指の破壊力を誇るチームになるはずなので、補強よりもまずは生え抜きの再生に重点を置いた方がいいと思う。
・・・とまぁ、こんなとこ。
とりあえず今季Aクラスの3チームを簡単に書いていきましたが、さらにチーム毎に簡単にまとめると
日本ハム・・・『クリーンアップに立てる選手の育成』
千葉ロッテ・・・『ツヨシ・サブロー等、個性派揃いの選手達を最も効率良く機能させる打順の組み方、リリーフの強化』
ホークス・・・『エース・4番の復活』
と言ったところでしょう。次回はパ・リーグBクラスを書きます。