秋華賞結果。 | 猫日記

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競馬の結果です。京都競馬場より『エリザベス女王杯』です。
1着『ダイワスカーレット』、2着『フサイチパンドラ』、3着『スイープトウショウ』・・・
3歳牝馬ダイワスカーレットが逃げて文句無しの圧勝。ライバル『ウオッカ』との直接対決は成らなかったが、事実上これで牝馬最強の称号が見えてきた。
2着には昨年の覇者、フサイチパンドラが今年も魅せた。3着にはラストチャンスのスイープトウショウが女傑の意地を見せた。
勝ったダイワスカーレットは斤量差2kgがあったとは言え、正に完勝の内容だった。誰も文句は言えまい。来年からも楽しみな馬となった。
俺が今回、最も絶賛したいのは2着に伸びたフサイチパンドラの鞍上『ルメール』です。
あのジョッキーは本当に・・・上手い!!昨日のレースも驚いた。パンドラの能力を最大限生かす騎乗は正にあれしかない。
向こう上面に入り、3角手前でルメールが手を出して一気にダイワをとらえに行くかと思ったら、2~3番手に付けていた『アサヒライジング』と『デアリングハート』を外からピッタリとマークしてダイワを徹底マーク。結果、ダイワは力の違いでとらえるのは厳しかったけど、マークされたアサヒとデアリングハートは完全に潰れてしまった。
直線で追い出してからもちょっとモタつく場面が見られたけど、それでも伸びてきたスイープを最後の最後にかわして2着を確保するあたりはさすがと言っていい騎乗だった。
そして3着に食い込んだスイープも、さすがは現役最強牝馬だった。
今回は珍しく前からの競馬となって、5~6番手あたりにいただろうか。直線も内々を走ってそのまま伸びて3着。4年連続同レースに出走し続けて5・1・2・3着。連覇こそ無かったものの、これだけ長年にわたって安定した強さを見せ続けた牝馬は極めて稀でしょう。
今回の上がりもメンバー中最速の33.9でキッチリと伸びていることを見ても、6歳牝馬のレベルではない。2200Mで6歳牝馬が上がりを33秒台でまとめるなんて考えられないことだよ。昔で言ったら7歳なんだから。牡馬でもキツい。
誇れる戦績でしょう。GⅠ3勝『秋華賞』、『エリザベス女王杯』、『宝塚記念』の冠は。
これでスイープトウショウは引退となります。最後までスイープらしさを見せてくれて感謝します。
さて、俺の本命だった◎『アサヒライジング』ですが・・・プレッシャーを受けすぎたのか、大舞台で初の完全失速。
まぁ・・・ルメールに対してこっちは鞍上『柴田ヨシトミ』・・・ヨシトミにはガッカリですよ。
まぁ、道中は折り合ってたみたいだけど、あの出遅れは厳しかった・・・。
あれを見てとっさにハナを切る判断を決めたのが多分、ダイワ鞍上の『安藤勝』アンカツはやっぱこういうとっさの判断が素晴らしいと思う。
アサヒもいるしデアリングハートもいるから多分アンカツはハナを切るつもりは全く無かったと思うんだよ。だけどスタートして周りを見たらアサヒがいない・・・じゃあハナ切るか・・・と。
このレースは騎手の腕の差が十二分に出たレースだったかな。そしてダイワスカーレットがちょっと強すぎた。斤量差2kgでは厳しかった。
まぁしかし、これは負け惜しみじゃないけど、今年の3歳牝馬がずば抜けて強すぎると言ったイメージは持たなかったな。
おそらく昨年の『カワカミプリンセス』、一昨年前の『シーザリオ』は同年代でも互角の勝負は出来たと思う。さらに言うなら一昨年前、同レースをとんでもない追い込みで勝ったスイープだったら僅かにかわせていたと思う。
とは言え、やはりスイープ・ライン、シーザリオ・カワカミ・ウオッカ、ダイワの4世代は近年でも間違いなく最強世代と言えるでしょう。
来週は『マイルCS』です。俺の本命は既に決まっています・・・こちらも逃げの代名詞『コンゴウリキシオー』です!!
・・・と言おうと思っていたんですが、リキシオーは『香港マイルC』に参戦の為、回避・・・。
『ダイワメジャー』じゃ面白くないんで・・・ちょっと考えます。