日ハム・・・崖っぷちの勝負へ・・・。
野球です。
パシフィックリーグ・クライマックスシリーズ第2ステージ『北海道日本ハムファイターズ』VS『千葉ロッテマリーンズ』の戦い。
第1戦5-2で日本ハムが勝利、第2戦は1-8でロッテが勝利、第3戦7-0で日本ハムが勝利して王手をかけた第4戦目・・・。
まさかまさかの完敗・・・1-5といいところも見せられずにまさかの逆王手・・・。
絶体絶命・・・2勝2敗と数字上では五分の戦いだが、秘密兵器を残したままのロッテは強敵すぎる。
第4戦目の先発はそれぞれ、日ハムが『スウィーニー』、ロッテが『小野』と先発面では互角の戦いが予想されたが、リリーフに大きな差が現れてしまった。
そして打線も両チーム共に安打は生まれるものの、ロッテが14安打5得点なのに対し、日本ハムは11安打で1得点・・・。これでは勝ち目が無いのは目に見えている。
4番『セギノール』が全く役に立っていないのはいつものことだが、下位の『小谷野』、『工藤』あたりがチャンスを潰しすぎた。そして3番の『稲葉』も絶好の場面で三振・・・と。
ちょっと打線のオーダーを組み直さないと本当に最終戦でまたしても湿った打線になってしまうな。
1番『森本ひちょり』、2番『田中賢介』、3番『稲葉』、4番『セギノール』は動かしようがないけど(セギを外して4番稲葉で3番DH『坪井』でも面白いと思うけど)、5番『高橋信二』はもう下げた方がいい。全く繋がってないので。パワーは無くとも繋ぎ役の『工藤』を5番に持ってきて6番に当たってる『稲田』を置く。7番には通常なら信二だけど第5戦は『ダルビッシュ』が先発なんで『鶴岡』が7番なら問題無し。8番に『小谷野』を外して『飯山』の起用を考えた方がいい。
絶不調の小谷野にこだわりすぎて打線が途切れるよりも、飯山の昨年の経験に賭けるのも1つの手。
そして9番『金子誠』から1番のひちょりに繋げる。
これでそこそこ打線は繋がると思うけどな・・・。
第5戦、我が日ハムの先発は『ダルビッシュ』、対するロッテは『成瀬』で間違いない。こうなると間違いなく言えるのは、投手戦になると言うこと。1点を争う試合になるということ。
全く当たってないセギや信二、小谷野にこだわるよりはパワーを捨ててでも繋げる打線に徹する方が成瀬相手なら勝負になると見た。実際、セギのパワーがあっても全く当たらないんじゃ相手バッテリーにも恐怖感は与えれないだろうし・・・。むしろ当たってるひちょり、稲田の方がよっぽど警戒されてるよ。もちろん3番にいる稲葉も。ヘタしたら終盤の2死2・3塁でバッター稲葉ってなったら敬遠でセギ勝負・・・なんてこともあり得る状況だし。
そしてもう1つ不安なのはリリーフ陣が総崩れしてしまったこと。
『萩原』にはもちろん全く期待はしてなかったけど、『武田久』と『マイケル』が完全にKOされたのは不安材料・・・。萩原の前の『武田勝』も登板してから間隔が短かったとは言え、いい内容とは言い難かった。さらに頼りの『山本』も微妙な感じで最終戦に不安を残した。
まぁ、こっちの先発もまず崩れないであろうダルなんで、そんなにリリーフを使うことはないとは思うけど、総力戦ってなったら早期にダルを降ろす・・・なんてこともあり得る。そうなったら今のリリーフ陣では不安・・・。むしろダルに完投してもらうくらいの方が安心だな。
ダルと成瀬ならはっきり言って、総力戦にするよりも2人で9回、最後まで投げ合ってもらった方が両チーム共にいいと思うし、見てる方も盛り上がるだろうし安心すると思うよ。今季のパ・リーグ最終戦に相応しい両投手の投げ合いだと思う。よくもまぁ、上手いこと最終戦でダルVS成瀬なんてカードが出来上がったもんだ・・・。
波乱が無いならおそらく1-0、2-1のどちらかで決まるはず・・・。この両投手なら3失点はまずあるまい。
まぁ、規定では引き分けの場合は日ハムが抜け出すことになってるんだけど、ここまで来たら勝って気持ちよく日本シリーズに向かいたいってのが当然の心理。
希望は成瀬相手に1点を奇跡的に取れて、ダルが完封で勝つ!!ダルに最後の最後まで投げさせてもらいたい!!最後はダル-久-マイケルの継投で勝ってもらいたいって気持ちもあるけど、ダルの完封で日本シリーズ・・・ってのもいいと思う。
とりあえず、勝っても負けても悔いの残らない、素晴らしい戦いを期待しましょう!!
頑張れ!!北海道日本ハムファイターズ!!