サッカーです。
今季の各国リーグも終了し、各国のマーケットが騒がしくなってきました。
スペインの強豪『レアル・マドリード』は銀河系最強軍団の顔とも言える『ロナウド』、『ベッカム』、『ロベルト・カルロス』の3名が移籍、逆に『バルセロナ』はフランスのストライカー『アンリ』を獲得するなど非常に盛り上がっております。
各国の強豪クラブの名前が挙がってきている中、相変わらず全く名前の挙がらない、良く言えば冷静に戦況を見守るクラブがあります。
イタリアは『セリエA』の顔『ACミラン』です。
イタリア国内でもすでに『インターミラノ』が各国の中心選手に目を向けたり、『ASローマ』ではスター選手『キブ』が退団の動向を示したり、『フィオレンティーナ』ではストライカー『トニ』がドイツへ移籍したり・・・とさまざまな動きが見られます。
さらにセリエBから帰ってきたイタリアの超強豪『ユベントス』もおそらく戦力補強に力を入れるでしょう。
そんな中、どう見ても戦力補強が必要なミランの名前は全くと言っていいほど上がってきません。
『獲得にも放出にも全く名前が上がってこない=現有戦力で戦っていく』
という図式も考えられるがまさかこのままの戦力で1年間を通して戦えるとは思えない。
果たしてミランは何を考えているのか・・・という疑問が挙がっているが、その思惑が少し見えたような気がします。
ミランはまだ『ロナウジーニョ』獲得を諦めていない。
ミランがはっきりとした動きが取れないのはやはりバルサのロナウジーニョ獲得を諦めきれないからだという噂が持ち出されている。
ロニーはバルサ残留を公言してはいるが、クラブ側はまだはっきりとした残留のコメントは出していない。
現在のロニーの価値は金額にして120億円を超えると言われています。昨年ミランが放出した『ウクライナの矢・シェフチェンコ』が約63億円と言われていましたが、それをさらに超える金額です。今季バルサに移籍したアンリが約40億円だったので、シェバとアンリを合わせた額以上が必要になる・・・と言うことです。
ローマのキブ獲得には30億円が必要、他にもインテルの『アドリアーノ』やバルサの『エトー』、『チェルシー』の『ドログバ』などを狙っている・・・という話もあるが、まだまだ現実味は帯びてはきていない。
そりゃそうだ。ロニーを獲得するには120億円強が必要、上記の4選手をいっぺんに獲得するのと同じくらいの金額が1選手獲得にかかってしまうのだから容易には動けないというわけだ。
もし、上記の選手を2人くらい獲得し、その後にロニー移籍の話が現実味を帯びてきたりしたら・・・ミランはまたしても一世一代のチャンスを失うことになる。
かと言って上記の選手+ロニーとなったら200億円を超えるような天文学的金額になってしまう。
そんなものをヒョイっと出せるのはチェルシーくらいだろう。それもオーナー『アブラモビッチ』氏のポケットマネーで・・・だ。
いくらシェバの移籍金が残っている(と思われる)とは言え、200億円は簡単に出せる金額ではないでしょう。
しかし・・・常識的に考えるといくらバルサでも今ロニーを手放すってのは考えにくいと思うんだけどなぁ・・・。
ロニーを待っているのもいいんだけど、待ちすぎてチャンスを失わないように気をつけた方がいいと思いますよ。夢を取るか現実を取る・・・か。