天空覇魔伝~天魔大戦⑧~(56話) | 猫日記

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l~あらすじ~
ウリエルVSブルート。天界、魔界でも屈指の実力者同士の真剣勝負。
ウリ(落ち着け・・・オーラで見極めるな・・・動きだ、動きをよく見れば10体のうち少なくとも4~5体にまでは絞れる。不自然な動きが必ず出てくる・・・)「いくぜっ!!」
ウリエルが猛スピードでブルートに向かった!!
ブル「・・・速い・・・!!」
ブルートのドッペルは動きについてこれずに即破壊!!
ウリ「へっ、10体程度でいいのかい?あっという間に片付けてやるぜ!!」
ブル「ふっ・・・そう気を吐くな。消去法で考えていったって数体は確実に残る。何だったら数を減らしてやってもいいんだ。」
ブルートがオーラを溜め始めた。
ブル「現時点ではこれが1番有効だろうな。」
【水脚!!】
ウリ「水脚!?ここにきてさらにスピードアップか・・・いよいよ反射の一撃で決めるつもりだな・・・。」
水脚とはスピードを上げる技の1つ。水星なら水脚、火星なら火脚・・・と全ての属性に存在する。
ブル「さぁ、ゲームの始まりだ。」
ウリ「な・・・なめやがってっ!!」
ウリエルが突進した!!ウリエルのスピードに対応しきれないドッペルが次々と破壊されていく。
ブル「ふふっ、そろそろ微妙になってきたころじゃないのか・・・?」
ウリ(たしかに・・・あと4体・・・ほとんど動きに不自然な点も見当たらねーし、オーラのブレも無ぇ・・・。この4体にプラスして1体、計5体のうちどれか1つが本物か・・・。)
ブル「長考してるならこちらから行こうか・・・?」
ウリ「ちっ・・・ん?・・・待てよ・・・」
ブル「くくくっ・・・まぁ、時間はよく使った方が楽しめる・・・待ってやるよ。」
ウリ(こいつ、今こっちからって言ったな・・・5体全部がドッペルって可能性もある・・・か。いや、こいつのことだ、充分あり得る。つーことはどっかに本体は隠してると考えるべきか・・・。じゃああえて引きずり出すか・・・。)「考えは決まったぜ・・・!!」
ウリエルが右手に特大のオーラを溜め始めた。
ウリ「特大の大技・・・喰らわせてやるっ!!」
【オーラナックル!!】
オーラナックル・・・ウリエルの得意技の1つ。単純にオーラを拳に溜めるだけだが、その威力は絶大。威力だけなら天界でもトップクラスの破壊力を誇る。
ウリ「このドッペルの中で1番不自然な動きをしてるやつ・・・始めからメドはついてんだよ。頭から守りに入ってる・・・こいつだ!!」
ブル「速い・・・!!」
ウリ「喰らえっ!!」
ウリエルの右拳がブルートに直撃!!
ブル「ふっ・・・相変わらず拳一辺倒だな。この中に本物が・・・いないとは考えなかったか?」
ウリエルの後方にもう1体のブルートが現れた!!
ウリ「!?」
ブル「化かし合いは、俺の勝ちだ。」
ウリエルが不敵な笑みを浮かべ・・・
ウリ「化かし合いは・・・俺の勝ちだ!!」
【オーラナックル!!】
ウリエルの左拳のオーラナックルがブルートに直撃!!
ウリ「残念だったな!!右手のオーラナックルはダミーだっつーの!!これで決まりだ!!」
その瞬間、ブルートの体が光る・・・
ブル「残念だったな・・・化かし合いは・・・俺の勝ちだ。」
ブルートの体が光り、ウリエルに嫌な予感が漂う・・・。この勝負の勝者は果たしてウリエルか、
ブルートか・・・。続きます。