猫の気持ち -14ページ目

ゴミ収集

近頃ゴミの分別が細かく、厳しくなった。

不燃・可燃は市販のビニールに入れる。それ以外の袋は使用禁止。
ビン・缶・ペットボトル・牛乳パック・ダンボール・紙類・トレー類は
それぞれ洗う。
すべてを、決められた日の決められた時間に、門横の道路に置く。
時間厳守。遅れると放置されたまま・・・ご近所様に白い目で見られる。
毎日、青い服を着た男の人たちがトラックで一軒一軒まわってそのゴミを回収する。

いつの間にか、道路にあった大きな鉄のゴミ箱は姿を消した。

〔良くなったこと〕 
何ヶ月かに一回まわってくる自治体のゴミ箱掃除が無くなった。

〔困ったこと〕 
道路にゴミ袋が並んで汚い。
特に夏は可燃ゴミの緑色の袋が異臭を放つ。
好きなときにゴミを捨てられなくなった。
決められた日までゴミを溜めておかねばならず、家にゴミ山が増えた。
時々抜き打ちでゴミ袋を調べられ、万が一分別を間違えると一軒一軒メモつきでそのゴミ袋が返却される。
ゴミ収集の人に生活を覗かれている気がする。
ゴミ袋が有料だから、必然的にゴミを捨てるのにお金がかかる。
 
環境問題を考えると、分別は重要。
捨てるのにお金がかかるとなれば、なるべくゴミを出さない生活を心がける。

でも猫的にはあまり喜ばしくない。
毎朝ゴミ収集車が行き止りのうちまでゴミを集めにくるのには正直迷惑。
そのたびに2軒隣のリッキーは吠えまくるし、ゴミをガサゴソする音がうるさい。
朝、すがすがしい気分の散歩が邪魔される。

知らない人が家のまわりをウロウロするのは、やっぱり嫌なもの。

でも、今日は木曜日=ゴミ収集がない日!!
お天気だったし、上機嫌。

噛み切られたヒモ。

普通、猫にとって「紐」は猫じゃらし
のようなもの。

でも私にとっては遊び道具というより、
健康機器。歯をキレイにするから。
噛み切るまでアグアグ
で、切れたらお役目終了。

好きな紐は
①紙袋のとってについているビニールの紐
②綿の紐
③お歳暮などの箱に包まっている紐

ちょうど良いところに紐があるから、今日も紐をカミカミ。

・・・・・

「キャーッ、信じらんない!! 何で??」
帰宅直後の次女の悲鳴が響いた。

―なんだろう?

「ハナだ!なんで噛むの!!お気に入りだったのに、信じらんない!!」

―なんのことかわからない。

だけどお尻を強くひっぱたかれた。2度も!!
何のことか全くわからないけど、とりあえず逃げた。

あとから判明したこと。
あの紐は次女お気に入りの折りたたみ傘の柄についていた紐だったんだ・・・。
なんでもワンタッチで開く折りたたみ傘で、日本ではあまり売っていない代物だそうだ。
フランス製なんだとか。
「紐切れちゃったじゃん!何やってんの?馬鹿!!」
そんなの知らない。
そんなに大事な物なら玄関にほったらかしにしなければいいんだ。

時々次女にはこうして怒られる。
だいたい時間が経っちゃって何のことかわからないから、
どうして怒られるのかがわからない。
だから反省のしようがないんだ~。

とりあえず、この傘には近づかないことにしよう。
くわばらくわばら。

ベランダ②: 今日は晴れ。

 
  久々のベランダ!!
  
   すがすがし~

ベランダ①

怖くてまだ庭に出られなかった頃、ここは夢の場所だった。
空を仰ぎ、自然の風と匂いを感じ、鳥や虫の声を聞く。

誰にも侵入されない、自分だけの世界。


ベランダに出ることができるのは一日3回くらい。

① 晴れた日の朝、お父さんを起こしてベランダへ誘導したとき。
寝起きがいいときは、ベランダで毛をすいてくれる。
これが気持ち良い~。

毛をすいてくれるのは、やっぱりお父さんが一番!
泣いてもちゃんとかまってくれるし。
「かわいいなあ」といつも言ってくれる。

② 晴れた日の朝(or午前中)、お姉ちゃん達が洗濯物を干すとき。
あんまりかまってくれないけれど、運がよければ毛をすいてくれる。
そうでなければ、ごろんと寝そべって自分で背中をこする。
気持ちいいけど、最高ではない。

③ 晴れた日の夕方、おばあちゃんか次女が洗濯物を取りこむとき。
干すときほど時間がかからないから、ほとんどかまってくれない。

そう、ベランダ生活を楽しめるのは晴れた日だけ。
でも、油断していると窓を閉められてしまう。
取り残された後は、お仕置きされたみたいな気分で惨め。
怖いから庭へはジャンプできないし。夜まで放置されたこともある。

そんな危険をはらんでいるけれど、やっぱりベランダは魅力的。

Nationalモミモミ。

お尻のところがちょうど丸くなっていて
ぴたっとフィットするから居心地が良い。
何しろ居間の中央に陣取ってあるから、
居間を見渡せるBest Position。

次女以外、家族全員一日最低2回は座る。
だからなかなかここではまったりできない。

次女なんてマッサージしないくせに、なぜか
陣取ってるし。まったり寝てるのにかまうし。

マッサージしつつお茶を飲みたいという欲張り母さんは
ここでよくお茶をこぼす。
膝に座っている私にもかかるんですけど。

このシンプルなマッサージチェアは相当な年代物らしい。
        満7歳
何度となく処分の危機を味わいながらも、修理のおじさんに
お世話になりながら生き永らえている。
(このおじさん、全部分解するのに全て元通りにしちゃうから
すごい。)

なんでも最近のマッサージチェアはゴツイ形しかないらしく、
移動が楽でシンプルなデザインのこれが手放せないらしい。
これは家族4人でいろんなマッサージチェアを試した結果の意見。
電気屋で4人で一列になって1時間以上マッサージしてたそうな。

最近のはゴツイけど、さすがに進歩している。
もみ方が色々あって、CDつきとか、腕ももめたりするらしい。

でも機能がありすぎたってしょせん使う機能は限られる。
なんでもついていればいいってもんでもないんだ。

      Simple is the best!!

階段の上から3段目。もしくは下から5段目。

階段は好き。
玄関と居間を見渡せるから。
何かあっても上か下か、どちらにもいける。
逃げられる。

こう雨ばっかりだとねぇ~動く気しないねぇ。
寒くなってきたし。

最近またモコモコ君(埃軍団)が現れ始めた。
階段の途中にある踊り場あたりが最悪。

この場所のお気に入り度ランクは下がるなあ。

ご近所づきあい。

人間は、猫と犬は敵同士と考えているみたいだけど、そんなことはない。
うちの2軒となりにいるリッキー(♀)を、我輩はとても頼りにしている。

行き止りに位置する我が家は、リッキーの家の前の角を曲がらないとたどり着けない。
だからリッキーが吠えないと車、バイク、人、猫が来ることはわからない。
リッキーは侵入者を知らせるベルなんだ。
むやみやたらに吠えすぎるのはたまに傷だけれど・・・
それなりに役にはたっている。

あまり近づきたいとは思わないけど、それなりに信頼している。
いい距離間を維持さえすれば、犬と猫はいい関係になれるんだ。

今のところTake&Takeの一方的な信頼関係だけど。

TVの上。

正確には、TVの台の上

つい最近までTVの上が一番の場所だった。
でも7月SHARPのAQUOSが到着して以来
TVの上は永遠の過去となったんだ!

暖かくて気持ちがよかったのに。
見晴らしがよかったのに。
みんなの視線をいつも感じられたのに。

しょうがないから最近はTVの台に乗ってる。
ケーブルTVの変な装置があるからちょっとしかスペースがない。
TVのスクリーンの裏に隠れちゃうし。
ぬっこいのだけが唯一の利点。

お気に入り度は一気に落ちた。

さすがに画像はいいみたい。
でも、スクリーンに動物が登場すると、必ず「ハナちゃんほら」って
TVまで連れて行かれるのは勘弁して欲しい。

すごく気にはなるけど、匂いがしないから不愉快なんですよ。

でも毎回だまされるんだな、これが。悲しい猫のサガ。
本物と錯覚することだってあるんだから、TVの力って怖い。

爪とぎ器。

2階の踊り場にある。

ここが落ち着くんです。
最近ちょっと狭く感じるけど・・・。

ちょっと気を静めたいときとか、
景気づけしたいときとか、
落ち込んだときとか、
ここにくる。

最近ぼろぼろになったからそろそろ変えて欲しいんだけど。
でも1階の爪とぎ器よりは好きかも。
理由はとくにないけど、なんとなく。

雨の日はとことん眠い。

あーーー、朝からだるい。だから。

大好きな散歩も今日はおあずけかしら。
でも出たい~!!

ぎゃーぎゃー窓でわめいたけど出してくれない。
「雨だと足が汚れるでしょ、め!!」だって。ふんだ。
狭い家にずっといると息がつまるのにわかってもらえない。
パトロールしたいのに・・・。

じーっと物欲しげに外を眺めてたら、お母さんが
「雨だってば。ぬれちゃうよ。いいの?出たいなら出なさい。」
って言って窓を開けてくれた!!

わ~。やっぱりお母さんはやさしい。
時々しっぷ臭いけど、好き。

なにやら動くものを発見!!
大好きな虫!!
わー背中に子供が乗ってる!!

手を出してみたけど・・・葉っぱの水が冷たくてひっこめた。

やっぱり雨はやだ。さむいし。

しょうがないからすぐに家に戻った。
「ほらね、いったでしょ。」だって。

しゃくだからふて寝。
雨の日は眠いんだ。