、、そんな事知ってるよと言う人も多いかとも思うけれど、最近気になってるので、ちょっと書いてみます。
大人の、趣味で、主にクラシックを弾く人にありがちな傾向ですが。
音を出した後、わざわざ腕を大きなモーションで取る、、という行為、しかもその音を出す前には何もない、何も考えている様子はない。ただ指が鍵盤を触るだけの行為。
、、本来は音は出す前に、次に出す音をどんな音色で弾きたいのか、どんなスピードで指を下ろすか、指のどの部分(指先、はらなど)で弾くべき音なのか、重みのある音にしたいのか、それともパンっと抜ける音にしたいのか、またその後の音とのつながりはどうなるのか、どういうフレーズにしたいのか、、、などなどを全て考えて、音を出す前の準備が必要だと思う。
なのに、何の準備もなくただ音を発して(指を下ろして)、、弾いたあとは、どこで見たのか、誰の真似なのか、”腕を柔らかくして取っています”風な動きをつける。ひどくなると、わざわざ肘まで動員させてその動きをしようとする。
勘違いしないでほしい。あの動きは音を発生する前のことに関連して自然についてくるものなのです。弾いた後の手や指の取り方に留意したために発生しているのではないです。
高いところから思い切りボールをバウンスさせたら、自然に高く跳ねかえるけれど、地面にそっとボールを置いたら、そのまま、、、と言うのと同じことだと思います。
第一、ピアノは弾いた後は、どうにもならない楽器で、、、いや、もちろん次の音をどう出すかで増えて聞こえるように弾くことも可能だけれど、その場合も次の音の出し方を工夫していると言うことになるわけだ。
昨今、いろいろな手段で簡単にプロフェッショナルのピアニストの演奏を見ることが可能です。それはとても良いことだけれど、見かけだけを捉えて真似している人が多いような気がするのは私だけでしょうか。
良い音作り、良い音楽作りをみんなにして欲しいと言うことを願って書きました。