み~くまのひとり言

み~くまのひとり言

み~くまです。こぐまが2匹のおかあさんです。
ファンタジー、ミステリー、古典、歴史物から児童書まで、本なら何でも大好き♪
本との一期一会・・・今日はどんな本と出合えるかな☆

ようこそ、み~くまパンダの部屋へ音譜


書評本や日々の生活を中心に、

心に浮かぶ由無しごとを気ままに綴ったブログです。

どうぞ ごゆるりとお過ごし下さいませ
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6月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2338
ナイス数:135

クスノキの女神クスノキの女神感想
シリーズ1作目は、この物語を紡ぐための序章だったのかも。そんな風に思ってしまうほど、一気に世界が深まった感じがしました。彼らの言葉に心が震え、終章では思わず涙がこぼれました。人と人との絆や縁が織りなす、東野先生らしい優しい世界。でも、この物語は前作があってこそ生まれたのだと思います。女神の祝福を受けた人々は、見えざる手で縁を結ばれる。そして、彼らの思いは、世代を超え時空を超えて受け継がれていくのでしょう。この優しい世界の余韻に暫く浸って過ごしたいと思います。
読了日:06月23日 著者:東野 圭吾
神様の用心棒 ~うさぎは祭りの夜に舞う~ (マイナビ出版ファン文庫 し 1-7)神様の用心棒 ~うさぎは祭りの夜に舞う~ (マイナビ出版ファン文庫 し 1-7)感想
今回、物語の中心はツクヨミ様!この国に住まう神々は万能ではないんですよね。それぞれが強い個性と特殊な能力を持ち、その力で人々を護って下さっている。そしてまた、人々が寄せる祈りがその神々の力の源になっているのだと感じました。それにしても、大五郎親分と子分たちって、本当に熱い!見えざる存在を恐れ敬うだけでなく、心から大切に想うことがどれだけ大切なのかを教えてもらった気がします。次は雪祭りかな?麓に分社もあることだし、もっと盛り上がりそう。大量の雪うさぎ、楽しみにしてます♪(*^ ・^)ノ⌒☆
読了日:06月21日 著者:霜月りつ
小さき王たち 第一部:濁流小さき王たち 第一部:濁流感想
テンポよく物語が進むのでスイスイ読み進めることができたのですが・・・内容がちょっと苦手な分野だったかも(;´▽`A`` 一旦お休みして、頭の受け入れ準備が整ったら、改めて続編を手に取りたいと思います。
読了日:06月17日 著者:堂場 瞬一
ロシア紅茶の謎 (講談社文庫 あ 58-3)ロシア紅茶の謎 (講談社文庫 あ 58-3)感想
短編集だったこともあり、サラッと読めました。長編も好きですが、短編ならではの楽しさを感じました。
読了日:06月14日 著者:有栖川 有栖
ダリの繭 (角川文庫)ダリの繭 (角川文庫)感想
ほんの小さなボタンの掛け違いから生まれた悲劇。彼がここまで執着しさえしなければ、こんなに多くの人間を悲しませずに済んだはず。それがとても哀しい。ダリの生み出した美しい作品たちは実際に見たことがあるし、すごく心惹かれるけれど、その背景にこんな悲しい物語が秘められていることを知らなかった。久しぶりに、ダリの作品を眺めてみたくなった。
読了日:06月08日 著者:有栖川 有栖
天官賜福 3 (ダリア文庫e)天官賜福 3 (ダリア文庫e)感想
待ちに待った第3巻。落ち着いて読もうと思っていたのに、衝撃シーンの連続ですっかり気が動転し、ラストまで走り読みしてしまいました。悔しい!しかも、続巻が出るのはずっと先のことだというのに、この続きが気になって仕方ありません。信頼できると思っていた神官に関わる昏い疑惑。天界を揺るがす大騒動。更に鬼界にまでも暗い影が。一体、この先どうなってしまうのでしょう。せっかく二人の関係が進みそうだったところで、作者はどれだけ水を差そうとしてるのか。でも、待つしかないんですよね。日本語訳、大至急でお願いします!
読了日:06月02日 著者:墨香銅臭

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