10月の読書メーター♪(*^ ・^)ノ⌒☆
10月の読書メーター読んだ本の数:10読んだページ数:2067ナイス数:78雨宮兄弟の骨董事件簿 (角川文庫)の感想あんびる先生の「アンティークFUGA」の世界を彷彿とさせる物語でした。FUGAがYA向けであったのに対して、こちらは大人向けといった感じでしょうか。作品の性質上、アンティークの描写が多く出て来ますので、好き嫌いが分かれるのかもしれません。もちろん私は、こういう世界観や雰囲気、嫌いじゃありません。しかも、弟君にはまだ多くの謎が残されている様子。もしかしてchangeling?!なんてことはないでしょうが、彼の謎も含め、この先の展開が楽しみです。読了日:10月29日 著者:高里 椎奈神話と宗教の解体神書 ファンタジーの元ネタ超解説の感想世界各地に息づく様々な「神話」や「信仰」「超自然的存在」を一堂に集め、これ以上ないほど簡潔に解説した一冊。しかも、その神々をネタにした作品も一緒に紹介されているので、ファンタジー好きにはたまらない本だと思います。文章もすごく簡潔で分かりやすいですが、イラスト解説だけを眺めていてもすごく楽しかったです。紹介された作品の中には、まだ未読の物語も沢山含まれていたので、これを機に新作も手に取ってみたいと思います。読了日:10月27日 著者:しんりゅう夏樹の都市伝説集 鬼人幻燈抄 番外編の感想番外編とはいえ、甚夜は殆ど登場せず。夏樹が調べた都市伝説を集めた短編集だろうと勝手に思って読み始めたのですが、実際には「夏樹の周辺に集まっちゃった伝説たち」のお話でした。こんなに沢山の「人外の存在」に囲まれて暮らす人間の存在の方が「都市伝説」になりそうな気がします。少なくとも、普通の女性とは結婚できないだろうなぁ・・・☆本編とは少し毛色が違ったけれど、優しい想いで紡がれた時間がゆるゆると流れている一冊でした。読了日:10月26日 著者:中西 モトオけがわとなかみ 1巻 (バンチコミックス)の感想きつねさん、優しすぎます。狩る側として生きるのは、きっと辛いだろうなぁ・・・☆ ふと、昔読んだ「クラリとティン」という絵本を思い出しました。人間と違って、ベジタリアンとして生きていくのも難しいんだろうな。お母さんでなくとも、彼の行く末が案じられます。それにしても・・・うさぎの一途さが怖い(;´▽`A``読了日:10月22日 著者:類家 海Dragon's Nest Extra Booklet 2022 Vol.2 竜の棲み処 (moon+)読了日:10月16日 著者:宵竜の医師団1 (創元推理文庫)の感想期待以上の面白さ!冒頭からグイグイと作品の中にひきこまれ、あとはラストまで一気に駆け抜けた感じでした。でも・・・このラストは殺生でしょう??読み終わった直後から、この先が気になって落ち着けません。おじいちゃんは、元気になって戻ってきてくれるのでしょうか。しかも、安全に着陸できるのかどうか不安要素しかない状況。そして何よりも、大切な仲間の未来はどうなっちゃうの?!これはもう、次巻へ突撃するしかありません。いざ出陣!!!読了日:10月15日 著者:庵野 ゆき王達の戯れ: ナルマーン年代記短編集読了日:10月06日 著者:廣嶋 玲子駈込み訴え (立東舎 乙女の本棚)の感想かつて読んだ時とは全く異なる印象を受けました。ホノジロトヲジさんの絵を添えたことで、太宰の文章に特別な色彩が加わった気がします。こういう試みを通して、若い世代にも太宰ファンが増えたら嬉しいです。読了日:10月06日 著者:太宰 治,ホノジロトヲジ最後の鑑定人の感想某2時間ドラマとは一線を画する深い物語でした。科学の力を信じ、その結果を正確に読み解く。口で言うのは簡単ですが、それを実践することは本当に難しいと思う。人は、自分が見たいと思うものに目を奪われ、期待する結果を「事実」だと信じたがる。機会は検査結果を出力してくれるけれど、それをどう読み解くのかは人間次第。まさに、人間にしかできない仕事なのだと思いました。この作品に触れて、科学捜査というものについて認識を新たにさせられました。ぜひ続編を読んでみたいと思います。読了日:10月05日 著者:岩井 圭也皇帝の薬膳妃 紅き棗と再会の約束 (角川文庫)読了日:10月01日 著者:尾道 理子読書メーター