3月11日

この日をどんな風に過ごされましたでしょうか

 

先週は

地震や津波の映像を

目にすることが多く

 

少し息苦しさを感じたりしていました

 

少しだけ被災者の

ワタシでさえそうなのだから…

 

 

 

 

「フラガールと犬のチョコ」という

実話をもとにしたドラマを観た方は

いらっしゃいますか

だいぶ前のヤツです

 

 

 

主人公は職場のハワイアンズで

犬のチョコは実家で

あの日を迎えました

 

実家は双葉町

一時避難するよう警報が出され

家族は避難所に

翌日、避難所に駆けつけた主人公

 

そこにチョコの姿が無いことに愕然とする

何故チョコを置いてきたのか

何故一緒に連れてこなかったのかと

家族を責める場面もあったような…

すみません…観てからだいぶ時間が経ってしまってます

うろ覚えです

 

皆様ご存じの通り

一時避難と思って家をあとにしたにも関わらず

ず~っとずっとの避難になるのです

 

後にチョコとは再会できたのだけど

それまでの時間…

どんなに苦しかったか

どんなに長い時間だったことか

 

 

 

そして

ドラマ以外のところでは

沢山、そのまま、二度と

生きて会うことが叶わなかったコたち

ヒトたちも沢山いたんだよね

 

きっと

なんで一緒に避難しなかったのかと

自分を責めた方

ううん、今も責め続けている方が

いらっしゃるのだろうなと思うと

胸が締め付けられますね

 

 

 

自分だったらどうかな

あの時、一時避難してくださいと言われたら

同じように置いていったんじゃないだろうか

 

だってあくまでも一時避難なんだもの

病院に連れて行くだけで

可哀想と思っているのに

避難先に連れて行こうとは

考えなかったと思う

うん、置いていったと思う

 

ワタシだけじゃない

大半のヒトがそういう選択をしたはず

 

あの日の残酷な光景を

目の当たりにしたからこそ

今は絶対に連れて行く

離れない、離さないと

思えるようになったのであって

 

あの時のあの状況なら

置いていくことをむしろ選んだはず

 

どうかどうか

今なお、そのことで

悔やんでいる方がいたら

自分を責めることを少しだけ緩めて欲しい

ワタシも同じ選択をしましたよ…と伝えたいな

 

 

 

 

もちろん地震や津波で

命を失ったコたちにも

思いをはせるけれども

 

置き去りにされたコたちと

置いてきてしまった方々のこと

ニャンが居たからか

クゥマロうずが居るからか

ワタシの気持ちは

そこから離れることが出来ない

7年経っても変わらない