涙、涙で暮らす私を見かねた夫が

地域の新聞に載った

“仔猫もらってください”の記事を目にし

引き取ることを決めていたのでした。



ニャンが10月3日に旅立ち、

6日に火葬。

ニャンが逝ってしまったことを受け入れられないまま

私はお骨になったニャンに話しかけ

いつものようにご飯とお水をあげ続けていました。

違ったのは「ニャーン」とすり寄ってこないことぐらい。。。

呼んでも来ることがないだけ。。。

やわらかさに触れることが出来ないだけ。。。




10月13日(土)

「ちょっと付き合って」という夫に連れて行かれたのは

とある動物病院 病院


その病院の手前のコンビニの駐車場で

仔猫を見に行くと聞かされた。


「行かない、ここで待ってる」と抵抗空しく

半強制的にクゥと対面しました。


涙が出そうでした。


その動物病院の近所の方のお宅で

野良猫が産み落としていった仔猫だという。


クゥと茶トラと白に黒模様のある仔猫三匹 足あと


三匹とも元気ハツラツ!




夫はよかれと思って探してくれました。

けど、私の心は。。。


ニャンとの別れが辛かったからといって

もう猫との暮らしをやめるかって言われたら、それはない!

ニャンもそれは望まないだろう。。。だけど。。。




けど、すでに話は決まっていて

仔猫を貰うかどうかではなく

三匹のうちのどの子にするかを

決める日だった(後で知る)のです。




夫が選んだのが空(クゥ)。


黒猫?イヤ、顔とお腹はアメショー柄かな? ネコ

背中も何やら縞々が出てきそうな気配。。。




私は何柄、どんな猫が好きか考えてみる。

ニャンと同じ三毛は当然!

黒、茶トラ、グレー、縞々・・・次から次へと出てくる。


結局、どんな柄でも何の種類でも

大体、全部好き!


実は柄だけじゃなく、可愛い顔の美形猫もよいけど

何を隠そうブス猫も好き!

味のある顔、▼顔の猫なんか可愛くて仕方ないと思ってる!




病院で私はただただ仔猫をなで、

ニャンの小さい頃を思い出しながら


身体をガチガチに硬くして涙をこらえていました。




先生が引き渡しは来週の土曜日でよいですか?と聞き

夫が答えたのも遠くの世界のことのように感じていました。


家に帰って、ニャンの前で頭を整理して
続・ニャンと徒然なるままに!-可愛い!!

夫に確認したら、

やっぱりさっきの声の通り

一週間後に、空がやってくることになっていました。




冗談じゃないんだ…

。。。大丈夫かなぁ、私。。。




私の思いとは関係なく

すでに空は我が家の猫と決まっていました。







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