現行案受け入れ「事実ではない」 普天間WP紙報道を首相が否定
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100424/plc1004241612011-n1.htm
2010.4.24 16:12

 鳩山由紀夫首相は24日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、岡田克也外相が23日のルース駐日米大使との会談で現行案(沖縄県名護市辺野古沿岸部への移設)を大筋で受け入れると伝えたとの24日付米紙ワシントン・ポスト(電子版)の報道について「事実ではない。辺野古の海が埋め立てられるのは自然に対する冒涜(ぼうとく)だ。現行案が受け入れられるなどというような話はあってはならない」と否定した。ただ、岡田氏とルース大使の会談があったという事実は認めた。視察先の群馬県大泉町で記者団に答えた。

政府 沖縄・辺野古移設案の修正を検討
http://news24.jp/articles/2010/04/24/04158040.html
< 2010年4月24日 19:24 >

 難航する沖縄・宜野湾市のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐり、政府は24日、自民党政権がアメリカ政府と合意した沖縄・名護市辺野古に移設する案の修正について検討に入った。

 これは複数の政府関係者が明らかにしたもので、沖縄県外移設のいわば切り札だった鹿児島・徳之島への移設が極めて困難な情勢の中で、アメリカ政府の合意を取りつけやすい辺野古案の修正の検討に入ったことになる。また、民主党幹部によると、岡田外相がアメリカ・ルース駐日大使に対して、辺野古案の陸上部の滑走路だけ先に建設する案を打診したという。

 一方、県外移設にこだわる姿勢を見せる鳩山首相は24日午後、「あの海が埋められたら、たまったもんじゃないと思われたと思います。現行案が受け入れられるなんていう話は、あってはならないことだと考えています」と述べ、辺野古案に戻ることを否定した。

 ある政府高官は「県外移設に向けて一生懸命やっている姿勢を見せることが大事だ」と話している。しかし、結局、県内、しかも元の辺野古ということになれば、この7か月の迷走は何だったのかという批判は免れず、鳩山首相は窮地に追い込まれることになる。

 もう、なにがなんだか…

 今に始まったことでは無いとは言え、この期に及んで閣内不一致にも程がありすぎ。
 現行案、あるいはその微修正案を進めるのは確かに最善策だと思いますが(政権交代以来の迷走で、地元が再び反対に回ってるのは置いとくとして)、首相がこうもはっきり否定してる物を推進できるのでしょうか?
 …てか、普天間問題の最大の障害って、地元の反対とか代替案を受け入れない合衆国ではなく、現内閣総理大臣・鳩山由紀夫その人のような気がしてきました…


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