昨日の霊園見学の時のランチの時にちょっと考えて
しまったことがありました。やはり母のことなのだけど・・・
母の隣に座った妹がとにかく、何から何までしてあげていて
なんというか・・・、母と妹を見ているとまるで・・・・・
赤ちゃん(子供ではなく、赤ちゃん・・・)と母親(妹)みたいで・・・。
見ていてちょっとショック・・・。
ワタシは、病院に行っても妹のようには手は掛けてません。
症状がかなり進んでいるのだと思うけれど、もう口周りの
筋力がすっかり衰えてしまって涎が出てしまうのだけど
これをワタシは母にティッシュを渡すまではするけど
拭くのは自分でさせてます。逆に妹は赤ちゃんにするように
拭くのまできっちり。力が必要なことは、もう頑張っても
出来ないのでそういう時には手を貸しますが・・・
1から10まで全てのことをしてあげる事が本当に母のために
いいのだろうか?と思うわけです・・・。今のところ、母は
頭はしっかりしていて、認知症ではないのだけど、なんでも
かんでも手を貸していたら、そういった症状も早くに
出てしまうのではないかという心配もあったり、これ以上
筋力が衰えてしまったら、ほんとに寝たきりになっちゃうのでは
ないかしら、ということも考えてみたりして。
昨日の夜、TVの某局で長嶋茂雄さんと王貞治さんの
特集をしていたのをチラチラ見ていたんだけど(ランパパは釘付け!)
脳梗塞で倒れた長嶋さん、一般の人とは違ってプロ野球の
選手だったこともあり、鍛え方が違うから、とはいっても
あの方だって、リハビリなしにはあそこまでの回復はないわよね?
幾ら、若い時に鍛えていても、リハビリを一切しなかったら?
母と同じ病気の伯父も、この病気特有の症状で
「気力はすっかり衰えてしまったけど」といいつつも、
欠かさず毎日散歩し、お薬もきちんと服用して日常の生活には
ほぼ困らない動きがきちんと出来てる。今の母にはここまでは
もちろんムリだけど、何とか今以上に症状が進行しないように、
最低限のことは自分で出来るように、出来たはずなのよね・・・。
妹から見たら、姉は冷たいとしか考えられないと思うけど
でも・・・全てのことをやってあげればいい、というものでも
ないのではないかしら、と結局はここに考えが行き着いちゃうのよね。
昔から、極端に人目を気にして、人目に神経質に暮らして来た
母が・・・、今不特定多数の人がいる中で、まるで赤ちゃんのように
してもらってることを、恥ずかしい、と思わないっていうのも
ワタシにはちょっと不思議な光景でした。
う~ん・・・。ワタシは・・・、母のようになってしまったら・・・・
やっぱり生きていたくないな・・・・。
介護って・・・どこまで手を掛ければ良いものなのか・・・
結構難しいものなのかも・・・。