高校生によるこっそりゲームレビュー

高校生によるこっそりゲームレビュー

勉強の息抜きに自分の独断と偏見でオススメゲームを紹介します。

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こんにちは、なしまるです。

久しぶりの更新になりすみません。

突然ですが、これからレビューを書くサイトが変わります。

以後下記のリンクでご覧ください。

 

https://note.com/holypear

 

これからもよろしくお願いします。

こんにちは。休校中の課題に唸っているなしまるです。

今回も勉強の息抜きにゲームレビュー、します。

今回のゲームは……こちら!

『返校 -Detention-』(2017年/RedCandleGames)

『返校』は、台湾の開発グループによって出された、探索ホラーゲームです。
翠華高等学校に通う男子生徒のウェイは、授業中に居眠りをしてしまい、目を覚ますと人はおらず、黒板には『台風警報』の文字が。
学校から出る途中、彼は体育館の壇上で眠っている女子生徒を発見します。
二人は下校を試みますが、外はすでに異様で……
 

紹介映像。ホラー要素があるので注意。

 

ゲームシステム

プレイヤーは主人公を操作し、異様な場所となった学校を探索していきます。
道中で通行止めになっている場所もあるので、見つけたアイテムや謎解きを駆使して進みます。
途中で化け物に遭遇することもありますが、それぞれの回避方法(息を止める、など)で回避していきます。
 
ゲームを進めていくと、学校以外の見知らぬ場所や、主人公の回想の中へと足を進めていきます。
主人公の記憶の果てには、何が待ち受けているのでしょうか……?
 

ゲームの良い点

・主人公を待ち受ける数々の恐怖と運命

序盤はビックリ要素なんかもあって、ビクビクしながら探索を進めていくことになります。
しかし、ゲームを進めていくと恐怖の対象は視覚的なものから、内面的なものに移り変わっていきます。
そこの世界観の演出が素晴らしく、(多くは言えませんが)ストーリーとも相重なってこのゲームでの体験をより深いものにしてくれます。
 

・台湾の当時の環境・習慣を取り入れている

このゲームの舞台は1960年代の台湾で、ちょうど白色テロの時期でした。
そんな中だったからこそ起きたことや、当時の習慣により映し出される主人公の行く末に目が離せません。
 

・アクションが苦手な人にも親切

ゲームの道中で化け物と出くわした時、逃げて撒くアクションを要求されます。
このゲームにはゲームオーバーがなく、捕まってもヒントをくれるおばあさんの助言を受け、手軽に再挑戦できるので、
アクション苦手……という方も安心してプレイできます。
 

ゲームの悪い点

・トゥルーエンドの条件が難しい

このゲームはエンディングが二種類あるのですが、分岐条件が
「主人公の心情にあった回答を三択の中から四回選ぶ(&あるアイテムを拾う)」というもの。
一応ストーリーを追っていれば推測はできるものの、一発で通り抜けるのは中々難しいでしょう。
(超余談ですが、自分は一発でトゥルーエンドに行けて、後から分岐の存在を知って進めたことにビックリしました。わら)
 

・音を利用するギミックがある

こちらは留意点程度ですが、途中で音を利用するギミックがあります。
普段音を出さずにプレイしている人や、音が聞けない環境にある方はお気を付けください。
 
 

まとめ

世界観・雰囲気が◎の良質ホラー!
台湾の文化を取り入れストーリーにも深みが増してます!
ビックリ要素も最初だけなので、ビックリ苦手な方もやってみてはいかが?
 

こんにちは、なしまるです。

今回もゲームレビュー、やっていきます。

(連日更新になっていますが、本来は不定期でするつもりです。突然の失踪もあるかもしれませんがあしからず……。)

 

今回のゲームは……こちら!!

 

『Return of the Obra Dinn』(2018年/ 3909 LLC

『Return of the Obra Dinn』は『Papers,Please』でも知られるLucas Pope氏による推理アドベンチャーゲームです。
舞台となるのは1807年のイギリス。プレイヤーは保険調査官となり、消息を絶っていた中突如ボロボロになって帰還した『オブラ・ディン号』を調査します。
プレイヤーは死者の残留思念によりその人物の死んだ瞬間を見られる懐中時計を用いて、『オブラ・ディン号』で何が起こったのかを紐解いていく、という感じです。
 

 

こちらが紹介映像。

今回は序盤のネタバレが(本作の面白さを損なわないよう気を付けていますが)含まれています。ご了承下さい。

 

ゲームシステム

プレイヤーはオブラ・ディン号の上を探索し、亡骸を見つけてはその人が死んだ瞬間を見ていきます。
このゲームの最終的な目標は「オブラ・ディン号の乗客・乗組員全員の照合、安否確認を行う」というもので、人物が死ぬ直前の会話や服装でそれらを判断していきます。
死体の確認を行うと時間軸ごとにオブラ・ディン号の顛末が少しずつ記録されていき、行動範囲も広がっていきます。
そしてすべての確認を終えると、真実が浮かび上がってくる……という感じです。
 
 
 
一つ序盤の話を用いて例を挙げてみます。
(最初に見つける死体(終幕その1)で聞くことが出来る会話を抜粋)
 
船長!開けてください!
…蹴破れ!
力ずくで__貝殻をいただきますよ!
船長の私に逆らう者には__罰をくれてやる!(銃声)
 
この話では灰色の声の主が死にましたが、まだこの人物の身元は特定できません。しかし、現段階で
・この人物は船長に銃殺された
・この人物は船長の部下にあたる
・船長に逆らう(殺された人物に同調していた)人は他にもいた
ということがわかります。また、同調していた人物は、服装から高い身分でないことも分かります。
 
 
という感じで、推測できる情報を駆使してゲームを進めていきます。

このゲームの良い点

・亡骸を通して紐解かれるストーリー

最初に見つけた死体を確認すると、さっそく何者かに殺されています。しかもこの出来事はオブラ・ディン号で起こった出来事の中でかなり終盤の方。なかなかショッキングです。
しかし、他に見つけた死体を見てみると「えっ」ってなります。最初に確認した終盤の場面よりももっと衝撃的な光景が広がっているのです。
アクシデントにアクシデントが重なり、最終的にはほとんどの人が亡くなっています(そりゃあボロボロで帰ってきたんだからね……)。
オブラ・ディン号で何が起きたのか、混乱の最中垣間見える人間関係に目が離せません。
 

・古風なモノクロのグラフィック

紹介映像を見て気になった方もいると思いますが、このゲームは一貫してモノクロで描かれています。
時代設定ともマッチしていて、まるで外国の古典推理小説を読んでいるような気分になります。
 

・近世ヨーロッパ、航海についての知識が増える

推理ゲームには欠かせない基本情報。舞台背景だとか、時代設定だとか……。
自分は見出しに書いたような知識はほぼ皆無でしたが、このゲームを通して知ることが出来ました。
(乗組員の身分などはゲーム内で説明がありますので知らなくてもご安心下さい。)
 

このゲームの悪い点

・推理難易度がけっこう高い

このゲーム、乗客乗組員全員の照合はかなり難しく、中には消去法やタトゥーの模様(ヒントなので反転)など、一般的でない知識を必要とされます。特に、特定難易度の高い人物を当てるためにハンモックに書かれた番号(ヒント反転)は必要不可欠ですが、それに関するヒントはゲーム内では明言されません。あとは、とにかく身に着けているものを隅々まで観察しないといけないので、なかなかの忍耐力・洞察力も必要になってきます。
 

・操作や進行に関するチュートリアルが少ない

最初に一度いろいろなシステムの説明がなされるのですが、難解ですぐには理解できません。また、「ここに向かえ」などの誘導も少ないので、少し困ります。ただ、場面ごとにとれる行動が少ないので詰むことはないと思います。これは個人的な意見ですが、製作者の「手探りで進ませよう」という意図もあるのかと思います。

 

・最終的にすべての謎がハッキリする訳ではない(考察の余地がある)

ここが個人的に一番がっかりしたところです。一応最後には話の全貌が見え、なぜオブラ・ディン号は消息を絶ったのかは明らかにされますが、その過程での人々の動機など、少々不可解な点が残ります。考察の余地がある、と言えば聞こえはよいのですが、自分は全部明らかになって「うおぅぁあ」ってなると思っていたので、少し肩透かしをくらった気分です。
 

まとめ

死体から死亡時の状況を紐解く、というシステムが面白かった!
混乱の中の人間模様や、心情・思考を推理とともに読み解いていくのは推理モノ好きにはたまりません!
推理難易度は高いので、腕に自信がある人はぜひ挑戦してみては?