今回は、望診法について、書かせていただきます

漢方の診断法のひとつに、望診があります。

顔色・舌の色・肌のつや・肉付きなどを目で見て診察する方法です。

私もずっと漢方や中医学を勉強してきましたが、その中での望診は、舌を診る舌診がおもで、

あまり望診には重きが置かれていない感じでした。

ドクターには、切診といって、患者さんに触れて診察する方法ができるので、

脈を診る脈診やお腹を診る腹診が主に用いられています。

そこで、からだに触れなくてもできる方法が、目で見て行う望診です

文章にするととても難しそうですが、そんなことはありません。

たとえば、吹き出物が出る場所が不調なところを教えてくれたり、

シミやホクロだって、意味があります。

目や鼻、唇や爪など、顔などに出てきた体の弱いところを早めに

見つけて、多すぎるものを減らし、元気になる食べものを増やして

病気にならないように予防しようというものです