日本がブイブイ言わせていたバブル時代は

 

もうはるか30年も前の話。

 

世界中で高額な美術品から

 

大規模なオフィスビルまで

 

金にものを言わせて買い漁っていた日本人。

 

 

 

観光地に行けば若い日本人女性たちが

 

高級ブランド店に大挙して押しかけていた時代。

 

 

 

海外で暮らしていると日本のバブル真っ盛り

 

1980年代後半〜90年代前半に小・中学生だった世代の人から

 

「中学や高校の第二外国語で日本語クラスをとってた」って

 

言われることが結構あります。

 

 

 

今のアラフォーと、それよりちょっと上の世代。

 

つまり私と同世代の人たちね。

 

 

 

私の個人的な出会いの経験から言うと、

 

オーストラリア人とカナダ人とアメリカ人の

 

同世代の人から学校の第二外国語で

 

日本語クラスをとってたって言われる率が結構高い。

 

 

 

日本が世界でブイブイ言ってた時代なので

 

日本の言語が話せれば

 

将来ビジネスチャンスがあると考えられたのでしょう。

 

 

 

今の中国みたいなもんなのかな?

 

今、先進国に旅行したり移住したりしてるような中国人は

 

とにかく桁違いのお金を持ってますから。

 

 

 

 

で、ブランド物のバッグや宝飾品だけじゃなく

 

高級車から一軒家までポンポン買いまくってる。

 

 

 

私の住んでる都市なんか

 

10代と思しき中国系移民の子供らが

 

フェラーリやらランボルギーニやら

 

運転してるのが全然珍しくないあせる

 

 

 

高級外車も新築マンションも

 

いつの間にか広告言語が中国語になってるし。

 

 

 

富裕層向けの商品やサービスは、

 

メインのお客は今や中国から来た中国人です。

 

 

 

今時、日本にゆかりもないのに

 

子供に日本語を習わせる人はいないけど

 

中国語を習わせる親はたまにいる。

 

 

 

ひと昔前まで、お金を持っているアジア人といえば

 

日本人だったのだと思うけど

 

今では、金持ちアジア人といえば中国人 

 

って言う意識の方が一般的だと思う。

 

 

 

日本は貧乏な国というイメージまではないにしても

 

お金持ちというイメージはカナリ薄まっている。

 

 

 

少なくとも、日本はアジアでは飛び抜けて豊かな国という

 

特別地位みたいなイメージは

 

もう日本人に紐付けされてないみたい。

 

 

 

急にこういうことをブログに書いてるのは

 

先日、とある地元の地域ボランティアの集まりに

 

顔を出す成り行きになったことがあって

 

その時に感じたことがきっかけ。

 

 

 

知らない人たち同士の集まりなので

 

話題といっても自分は職場がどこそこだから

 

毎日渋滞がひどくて通勤が大変とか、

 

そう言う当たり障りのない内容でした。

 

 

 

でその中で、私も職場がある場所の説明に

 

「〇〇通りの先に、オフィスとか倉庫が集まってる

 

大きな産業エリアがあるでしょ?」

 

と、地理的な説明を始めたら、

 

まだ話も終わってないのになぜか

 

「ああ、なるほど!あなたは倉庫で働いてるのね!」

 

と、決めつけられた(笑)

 

 

 

「倉庫で働いてる人」ってのは明らかに

 

「倉庫で低賃金で肉体労働をしている人」

 

って理解を前提に、話していることは流れからしてわかった。

 

 

 

移民アジア人が倉庫があるエリアの会社で働いている

 

=低賃金で肉体労働している

 

と言う方程式が何となくあって、

 

それに自動的に当てはめられたわけです。

 

 

 

そこでふと思ったわけです。

 

 

 

日本人=(経済的に)豊か 

 

って自動的に思われてるのかと思ってたけど

 

それは実はもう過去の話で、

 

今でもそう思われてると思ってるのは、

 

日本人だけなのかもね〜、と。

 

 

 

日本人女性が肉体労働者イメージに

 

瞬時に結びつけられたことに

 

ちょっと驚いたと言うか。

 

 

 

私が初めて海外でホームステイしたのは20年前。

 

当時は確かに日本人というだけで

 

「どうせ金持ってんだろ。」

 

という目で見られているのを感じたので、

 

世界が日本(人)を見る目は変わったんだな〜と思ったというか。

 

 

 

うん、ただそれだけ!