季節の変わり目には、よく風邪をひく私。
3月とか4月とか、春に風邪をひくことが多い。
例年通り春にも風邪をひいたけど
今年は秋口にも風邪ひいた
子供の頃は季節の変わり目の風邪は
毎年恒例だったのが
20代半ば〜30代前半くらいの間は
何年も風邪ひとつひかなくなって、
そして30代後半になったら
また風邪をよくひくようになった。
年齢とともに体力、免疫力が落ちてきてるのかね。
仕事の詰まり具合にもよるのだけど
外せない締め切りが迫った仕事がたまっている時でなければ
ここ数年は「風邪っぽい」程度でもアッサリ仕事を休む。
風邪とかの他人に感染る体調不良で
職場に出てこられるって
周囲に菌をばらまくという迷惑行為なだけで
本人にも職場にも何の利点もないというのが
むしろこちらのスタンダードな考え方。
日本では風邪くらいでは
そうそう簡単に仕事を休むことはできず
這ってでも来い!みたいな風潮があるよね。
インフルみたいに「出社禁止」と
言われない限り休まない人が多い。
それで風邪菌が職場に蔓延して
体調不良の人がネズミ算的に増えて
職場全体の生産効率を落としてるわけでしょ?
そんなんバカバカしいでしょう?
と考えられるようになるには
私も5年くらいかかりました。
そりゃ、大きな会議やプレゼンがある当日に
行きなり来ない人がいたら周囲も困るけど
そういう特別な日でなければ
1〜2日くらい休んだって実は何てことはない。
どんなに優秀と言われる人が急に退職しても
何だかんだ言って仕事は回るように
アナタが数日休んだところで
ビジネスはビクともしません。
体調不良の時は気軽に休めるということは
早い段階で体を休められるので
風邪はひくけど日本で働いてた頃に比べて
悪化の度合いが軽く押さえられる気がする。
それは体調不良で休む罪悪感がないという
精神的ストレスの軽減もある気がする。
有休消化でも体調不良でも
「休む」ことそのものに罪悪感を抱かせる
日本の風潮っておかしいよね。
生きるために働くのであって、
働くために生きているわけではないと
アメリカの人はよく言います。
それが度を越して
クズ夫みたいに「働きたくない」の言い訳に
すり替えられてしまう人が多いのは
それはそれでイラつくんだけどさ。
私も未だに体調が悪くなった時は
日本ではこの程度では絶対休まないな〜とか
日本基準で一瞬考える。
で、実際に仕事を休む休まないは別にして
「日本だったらここで”休む”という選択肢は、実質ないね」
と思う。
体調が悪い時は
「日本ではもう働けないかも」
と思います。