マザコンネタが続きますが。

 

 

 

クズ夫のように

 

働くのも、家事するのも、料理するのも、子供の世話をするのも嫌

 

というタイプの母親なのに息子がマザコンってのは

 

おそらくレアケースですよね。

 

 

 

むしろ母親がお世話しすぎちゃって

 

子供が精神的にも生活面でも母親に依存することで生まれる

 

マザコン男の方が圧倒的多数かと思われます。

 

 

 

私の知り合いの日本人駐在員一家の話。

 

 

 

体調を崩した日本のご家族のお世話か何かで

 

奥様だけが1か月ほど日本に帰国されてました。

 

 

 

そのご家族の子供は、子供と言っても上はもう18歳で

 

あと数ヶ月で高校を卒業する男の子、

 

下の子も15歳くらいの男の子。

 

 

 

それなのにフルタイムで仕事をしているお父さんが

 

慣れない家事(朝食、弁当、夕食作りから洗濯、掃除まで全て)をしてたそうで

 

その一ヶ月、フラフラになっていました。

 

 

 

駐在なので日本企業ですが

 

日本みたいに残業する会社ではないそうなので

 

毎日5時だか6時には会社を出られるなら

 

そんな環境でもっと手間のかかる小さな子供2〜3人を

 

一人で育ててるシングルマザーはたくさんいると思うので

 

たかだか期間限定の1か月でフラフラとか

 

舐めたこと言わないでよ!と言われそうですねあせる

 

 

 

それはさて置き、気になったのは

 

緊急事態で母親が長期留守という状況で

 

高校生にもなった年齢の男どもが

 

家事を手伝わないってどういうこと!?ってこと。

 

 

 

あいつら(2人の息子)は料理も作れないし

 

家事ができないから・・・と駐在員父は言ってたんですが、

 

 

 

 

いやいやいや!そこ、「お前ら、協力しろよ!」って怒ろうよ!

 

相手は小学生じゃないよ?高校生よ?

 

特に上の子なんて、あと数ヶ月もしたら同い年の子達は

 

実家を出て自活するのが普通の年齢だよ?

 

 

 

むしろ今こそ家事能力を習得させる

 

絶好のチャンスですよ!!

 

 

 

その一家は駐在でいろんな国を回ってるので

 

奥様は働くこともできず、子供が生まれてからずっと専業主婦。

 

快活な女性なので、きっと家事もてきぱきこなせるタイプだと思うので

 

その一家の中ではお母さんが家事の全てを行うのが当たり前なんですよね、きっと。

 

 

 

なので息子たちの辞書でも「家事=お母さんがすること」という

 

定義になっていて、自分には関係のないことなんだと思ってるにちがいない。

 

 

 

お母さんがなんでも出来ちゃうってのもまた、困り者ですね。

 

女の子はおままごと気分でお母さんのお手伝いをしたがったり

 

お菓子作りにハマったりすることもよくあるので

 

男よりはある程度自然に家事ができるようになってるパターンも多そうですが。

 

 

 

こうして「母親が全部やってくれちゃう家庭」で

 

自分のお世話すらできないまま年齢だけ大人になってしまった男どもが

 

いっぱしに恋人ができたり結婚したりした時には

 

お世話してくれることを彼女や妻に、当たり前に求めるんですから困ります。

 

 

 

18歳にもなる男が

 

一家の緊急事態になってもなお

 

家事を手伝う気が一切ない(で、親がそれを仕方なしとしている)と知って

 

日本の女子の将来を憂いてしまいました。

 

 

 

今、21世紀ですよ?

 

平成すら終わるんでしょ?

 

男は外で働き、女は家を守るなんて昭和のスタンダードは

 

好き嫌いにかかわらずもう保てないのが現実でしょうよ。

 

 

 

それなのに未だに「男は家事をしなくて良い」みたいなのが

 

ありますよね〜。

 

 

 

まあ親世代がまだ昭和の人間なわけなので

 

その概念から抜け出せないのは不思議ではないですけど、

 

「ちょ!この機会に息子さんの家事能力を鍛えてくださいよ、日本の未来のためにも!息子さんの未来のパートナーのためにもっ!」

 

と思ったのでした。