アメリカの会社にはだいたい、シックデー(Sick Day)という制度がある。
法的に定められてるかは知らないので、すべての会社にあるかはわからないんだけど。
普通の有給休暇とは別に、体の具合が悪い日に使える休暇。
有給です。
だからアメリカ人は完全に有給休暇と捉えてて、もれなく確実に使い切る!!
私の会社は会計年度が1〜12月で、12月末までに使い切らなかったらシックデーは消滅で繰越はない。
おかげで12月はシックデー使い切り月間となり、「絶対うそやん!」っていう仮病の病欠者ばっかりで仕事にならん。
まあ12月はクリスマスモードで、どうせ仕事がはかどる時期じゃないんだけどね。
休みを消滅させるのがもったいないからって仮病使って休んでも、私は嘘をついているという罪悪感で精神的に楽しめないタイプなので、だいたいいつも2日くらい余らせて消滅させちゃうんだけど、それでもこのシックデーはありがたいな〜と思う。
日本だと体調不良で休むにも有給休暇を使わなきゃいけないでしょ?
だから有給休暇を旅行とかのホリデーで使いきったら、インフルエンザとかになっても減給が嫌なら休めない状態になる。
予期せぬ体調不良に備えて有給休暇を残しておかざるを得ない制度だから、有給休暇の消化度は低くて当たり前。
それとも、これって有給休暇を使い切らせないための企業の策略の一部?
アメリカみたいに何日もとは言わないけど、日本でも年2日分くらいは制度として与えればいいのに、シックリーブ。
日本だったらアメリカみたいに悪用(使い切るためだけに仮病で休む)も少なそうだし。
シックデーがあればゴホゴホ言いながら無理に出勤して、風邪菌やらインフルエンザウィルスやらを職場でも電車やバスでも撒き散らす迷惑な人たちも、ちょっとは減るかもしれないのにな〜。