今日は８月１日となり、オリンピックも佳境に差し掛かってきた。

オリンピックをこうして自分が体調が崩れずにゆっくり観戦できる事を神仏に感謝したい。

そこで、これまでの結果についての自分なりの感想をまとめておきたい。

　オリンピック初日に行われた体操の内村航平がまさかの落下で予選敗退というスタートで日本はどうなるだろうと不安がらせたが、それを柔道が男女で連日金メダルを獲得するという快挙で乗り越えてくれた。昨日８月３１日の柔道の混合団ではフランスに敗れ、連日の金メダルが途絶えたが柔道の活躍は見事だった。

前回の１９６４年の東京大会でも無差別級でフランスのヘーシンクに敗れたことを思い出すがそれを今度はフランスのパリでリベンジしてほしい・・。

　今日はゴルフで松山英樹が最後までメダル争いに絡んでいたが７人で争うプレーオフで敗退しメダルはなかった。オリンピックで勝つという事は本当に大変な事だと自国の選手が負けた時その悔しさを共有できるのでよくわかる気がした。

柔道にしても我慢に我慢を重ねてワンチャンスで勝つことが多かった。

今日の松山にしても何回もバーディーチャンスがあり、それを沈めればメダルという場面があったのにそれを決められず、プレーオフでもチャンスを活かせなかった。

一方、体操では男子が内村が敗退した後に後輩たちが奮闘し.団体で最後まで粘り、惜しくも銀メダルだったが、個人総合では橋本大樹が接戦を制して優勝という快挙を成し遂げた事は感動した。

さて、自分にとって最高のシーンは卓球であったが

　水谷準・伊藤美誠組が準々決勝で最終セット２－９という絶対絶命のピンチを何度も凌いで

ジュースに持ち込み何度もマッチポイントを握られたが最後に、１６-１４で勝利したことは

ものすごい感動だった。日本国民もその喜びを共有したことと信じたい。

　そして、中国との決勝でも、０－２という厳しい状況から３-３まで持ち込み、最終第７セットは

立ち上がりから連続８ポイントを連取し、最後は１１-６で勝利をもぎ取ったのだった。

　絶対王者中国に初めて勝ったことは歴史的快挙と言ってよい。

　だが、この試合のポイントとして自分が勝敗の最大のポイントとしてあげたいのは

中国側が２セット目であと２本で日本で勝てるという時、日本の二人が頑張って

Ⅰポイント取った時、中国チームがタイムアウトを先に取ったことである。

　このあと、確かに彼らはこのゲームを取ったが、このゲームを取れば２-０となり、日本はギブアウトすると思ったからであろう。そして４-０で勝つ！！！これが中国側のおごりだ！

確かに日本に対する警戒もあったとは思うがまさか最終ゲームまで日本が追い上げるとは

つゆほども思わなかったのであろう。

しかし水谷・伊藤組はまたもや、しぶとく食い下がり、ゲームカウントは３-３になったのである。そして怒涛の第７セット、日本の二人はなんと出だしから連続８ポイントも奪ったのである。

中国側は２セット目でタイムアウトを使っていたのでそれを使えない・・・。

そして水谷隼・伊藤美誠は１１-６で中國を破り、ついに宿願を果たしたのである。

　私はこの２セット最後の時間に中国側がタイムアウトを取ったことが勝敗の分かれ目であったと信じている。

　伊藤美麻は国民の期待を背負って個人戦で中國選手と準決勝で戦ったが０-４で敗れた。

しかし、彼女はそれを乗り越えて石川佳純を破った選手を

３位決定戦で４-１で破った精神力は大したものだと思う。

これを観ただけでも生きて来れてよかったとしみじみ思った・・・。

さて、去年、購入したテレビは同時に２チャンネルを観れるのでこれまた思う存分楽しめる。

これまで見た事のないスケートボードやサーフィンもおもしろかった。

若者たちが生き生きと躍動する姿を見る事はこれまたうれしい限りである。

アーチェリー男子の団体と個人での銅メダルもこれ又一本に集中するその凄さに感動した。

全くだれも予想していなかったフェンシング男子の優勝は前述の自宅の優れたテレビによる.

二元放送を見ていたことで優勝のチャンスがあると思って最後まで見る事が出来たが、

これぞ正しく日本武士道（サムライジャパン）の姿を観た思いであった。

　さて、前評判の良かったテニスの大阪なおみやバドミントンの桃田の敗退はこれまた、残念であると共に勝負ごとに絶対はあり得ないという事を知った。

水泳は前回勝者の二人や女子で池江里佳子が最終まで残ったが勝ちきれなかった。

その一方、大橋悠依が４００ｍメドレーで優勝し２００mでも大接戦を制して優勝したことは北島に続く大快挙と言ってよい。男子でも予選８位であった本多灯選手が銀メダルという事は

彼の精神力の強さと水泳日本の流れを何とか保ってくれたと思う。

　こうしてこのオリンピックを観れる幸せをこうして記録できることを感謝しながら

今日はこれまでとしたい。この次がどんな展開になるか・・楽しみである。続く

東京五輪の感想１