NHKの大河ドラマ「麒麟が来る」が最終回を終え、少し時間が流れた。

盛岡の姉様にもう少し、この事について書いて欲しいと言われたのでちょっとだけ触れたい。

まずはネットでの反響を掲載する。

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7日に放送されたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回の平均視聴率が18・4％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）だったことが8日、分かった。全44話の期間平均は14・4％。前作「いだてん」の8・2％を6・2％も上回り“大河復活”を強く印象づけた。初回の19・1％に次ぐ番組2位の高視聴率で有終の美を飾った。

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光秀が登場する大河ドラマはこれまで何度もNHKで放送されてきたが三日天下といわれるあっけない最後が光秀の最後の描き方で常套であった。しかし、今回の長谷川博己が演じた明智光秀は戦乱の世を終わらせるためにその象徴となる麒麟を呼ぶ人物として描かれていたので悲惨な最後にはなるまいと思っていた。そしてその通り、羽柴秀吉の「中国大返し」や「山崎の戦い」、徳川家康の「伊賀越え」などが簡略化され、「本能寺の変」を1話かけて丁寧に描き、番組ラストでは光秀と思われる人物が颯爽（さっそう）と草原を駆け抜け、光秀生存説にも含みを持たせた。

羽柴秀吉の「中国大返し」や「山崎の戦い」、徳川家康の「伊賀越え」を丁寧に描き、光秀のその後にも触れる物語へのスピンオフ（続編）が期待されているという。ここで注目が集まるのが、光秀が生き延びて僧侶「南光坊天海」として徳川の幕政に関わった説である。これはまことしやかに伝わる話であり、ドラマ化したら面白いかもしれない。

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余談だが光秀の美濃以来のかかわりを持つ家臣の斎藤利三は最後まで光秀の為に戦い倒れたがその娘が徳川三代将軍家光に仕え、家康に嘆願して将軍につける功績を挙げ、その後大奥を支配するまでになった春日の局である。さて、今回の最終回の展開は　このように大方、好評であった。

最後に・・・

前回ふれた本能寺の変の原因として触れた事が最期にどうなったかについての感想を述べたい。

①本能寺の変が起きる前、正親町天皇に関白の近衛前久がこう尋ねた。

「信長と明智が対立したらどちらを支持しますか？」

・・「時の流れに従うのみである・・。」

②最後の将軍足利義昭が本能寺の変の後、意外に元気で登場した事

③門脇麦が演じた駒が最期に光秀を観るシーン

新コロナでかなり、展開が本来のものと違った不幸はあったにせよ、今回の大河ドラマはそれなりに好評であり、大河打ち切りの逆風を退けたともいえよう。良かった‥良かった・・

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