見えない壁に囲まれて 息苦しくて
置いてけぼりの僕らは星探してた
大人の顔を覚えてから なんだかちょっと面倒さ
悲しすぎてむしろ笑った
正しい地図に手を引かれて歩いてきたけど
鏡の中の僕さえも わからないままさ
窓辺で見上げる星たちは なんだかちょっと遠すぎて
家を飛び出し駆け出してた
いつか解るのかな 闇夜の中で
君が静かに泣いてた意味を
滲んで揺れる星を二人観てた
あの日には戻れない
街灯の周り弧を描いた 茶色い蛾のように
光に辿りつけなくて 同じとこ廻る
未来の自分への手紙じゃ 蝶になるって信じてた
空飛べるのは同じなのにね
いつも誤魔化してた 闇夜の中に
ホントの僕が泣いてる意味を
滲んで揺れる星を独り観てる
あの君はもういない
「無邪気に笑う君が好きだった」って
今も君の最後の声 残ってるから
鏡の僕を少し笑わせてみた
少しひきつった笑顔だけど
まだ間に合うかな?
いつか出会えたなら 闇夜の中で
泣き顔みたいな笑顔見せるよ
滲んで揺れる星は涙色で
あの日の君みたいに 今でも輝いてる